トライアンフ、2024年の販売台数が過去最高値に……BIKES週間ニュースダイジェスト【2025年1月6日〜12日】

前週に発表された注目のネタを一気に紹介する「バイクス週間ニュースダイジェスト」。今回は2025年1月6日〜12日に発表されたニュースを紹介する。

前週に発表された注目のネタを一気に紹介する「バイクス週間ニュースダイジェスト」。今回は2025年1月6日〜12日に発表されたニュースを紹介する。

幸せの黄色い日本限定仕様

マットモーターサイクルズジャパン(ピーシーアイ)は、「GT-SR 250」の特別仕様車「BENNY’S.LTD.×JAPAN GT-SR 250」を1月6日に発売した。日本のみの特別仕様で、限定20代を用意。価格は税込76万6700円。

「GT-SR 250」に専用イエローカラーのタンク・専用タンクデカール・専用ステッカーを装備しているのが特徴となる。モデル名ともなっているベニー・トーマス氏は、カスタムビルダーかつMUTT Motorcyclesの創設者の1人。今回のモデルには、氏のさらなるインスピレーションを盛り込んだ。

元々カスタム感が高い「GT-SR 250」なだけに、今回のモデルはさらにワンオフ感が出ていると言える。希少な一台を求める人にとって、ぜひ検討にいれてほしい。

「GT-SR 250」は、最高出力13kW・最大トルク(17.2hp)18Nmを発生する249ccの空冷単気筒エンジンを搭載。車重は130kgと軽量で、街中を颯爽と駆け抜けることが可能だ。

高級感のをさらにあげるフェイスリフト

本田技研工業(ホンダ)は、クロスオーバーモデルの「NC750X」および「NC750X Dual Clutch Transmission」のマイナーチェンジ版を2025年2月10日に発売する。価格は税込90万7000円〜106万9200円。今回はフロント周りのデザインをよりシャープに一新した。また、ホイールも新設計でフロントブレーキはダブルディスクを採用した。そのほか、5インチのフルカラーTFTメーターおよびマルチファンクションスイッチを採用。スマートフォンとのコネクト機能も実装した。「Dual Clutch Transmission」モデルは油圧制御をアップデートし、自然なスロットルレスポンスやスムーズな変速を実現しているという。

トライアンフの販売台数が過去最高に

トライアンフモーターサイクルズジャパンは、販売台数が過去最高を達成したと発表した。集計期間は2024年1月〜12月で、4898台を販売したという。2024年のトライアンフは「スピード400」や「スクランブラー400X」といった普通二輪モデルを導入したほか「デイトナ660」の復活といったニューモデルの導入を盛んに行った。また、新店舗も順次オープンし販売規模を広げたことも今回の結果に寄与したと分析できる。

BMW、登録台数が過去最高に

BMWモトラッドは、2024年の新規登録台数が過去最高を記録したと発表した。BMWは2010年7月より統計を開始し、2024年は5986台となった。前年比2.5%プラスの数字だという。2024年は、屋台骨とも言えるGSの新型「R1300GS」および「R1300GSアドベンチャー」が出揃った年で、数字の押上げに寄与したと考えられる。2025年は、クロスオーバーのキングにかわりどこをテコ入れするか注目である。

トライアンフ、伝説のロゴの復活を記念

トライアンフモーターサイクルズジャパンは、1月11日〜31日まで、「ICON EDITIONS FAIR」を全国の正規ディーラーで開催する。「Icon Edition」は、誕生から7年で変更されてしまったクラシックのロゴを復活させたモデル。「ボンネビルT100」をはじめとしたモダンクラシックモデルに設定されている。今回のフェアでは、来場者にオリジナル手ぬぐいを進呈する。近くのディーラーにぜひ足を運んではいかがだろうか。

ハーレーダビッドソンが最大30万円引き

ハーレーダビッドソンジャパンは、正規ディーラー各店で購入サポートプログラム「LIMIUTED STOCK, UNLIMITED ADVENTURE」を開催する。期間は3月31日まで。期間中に2024年モデルを制約・納車するユーザーに対して、最大30万円の購入サポートを行う。ハーレーは2025年モデルを今後発表していく予定だが、2024年モデルも新車には変わらない。ハーレーの購入検討者はぜひ活用してほしい。

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