5インチ液晶、2万円以下! バイク用スマートモニターが発売|iPhone&Androidに接続可能

今やツーリングにスマホによるナビは必需品となったが、振動によるスマホの故障や万が一の落下は不安。そんな人におすすめなのがスマホと連携するスマートモニター。スマホとの連携に機能を絞った、これまでにない低価格のシンプルモデルが登場。価格がネックで導入を控えていたユーザーに注目してほしい高コスパモデルだ。
スマホをポケットやバッグに入れたままナビや音楽ファイルを操作できる

バイクや自動車、自転車用のアクセサリーやパーツの通信販売を行うカスタムジャパンから、iOS(iPhone)やAndroidスマホを接続して表示、操作ができるバイク用スマートモニターに、5インチの液晶ディスプレイを搭載しながらシンプルな操作性でリーズナブルな価格の「スマートライブディスプレイSRD 5 Basic」を発表。

機能をスマホとの接続に特化したシンプルモデル。コストパフォーマスの高いスマートディスプレイ。

 スマートライドディスプレイ・シリーズに新たに追加されたのは、従来モデルで好評だった「Apple Car Play」と「Android Auto」機能を中心に、シンプルかつコストパフォーマンスに優れた仕様とし、税込1万9800円という低価格を実現。初めてのスマートモニター導入を検討しているライダーに最適なエントリーモデルとなっている。

iOS(iPhone)を接続した画面。
Androidを接続した画面。

 搭載される液晶ディスプレイは視野角の広いIPS液晶を採用。どんなライディングポジションでも見やすく快適な画面となっている。スマホとの連携はワイレスで接続し、通信速度は高速で安定しているので操作感はスムーズ。スマホをウエアのポケットやバッグに入れたまま、ナビアプリの操作や音楽再生を5インチの大きな画面で表示や操作が可能になる。バイクの振動によるスマホの故障や落下による破損の心配から解放される。

マップ画面とミュージック再生画面を同時に表示して操作できる
Bluetoothでスマートホンと簡単にペアリングができる。

 本体はIP66規格の防塵、防水性能を確保しているので、雨天時の走行やラフロードでの走行でも安心して使用できる。電源はUSBにより給電しているので、バイクのバッテリーからUSBソケットやアダプターを介して接続できるほか、モバイルバッテリーでも使用することができるので、複数のバイクを所有しているユーザーでも簡単に付け替えも可能だ。日本の電波法に基づく技適マークを取得しているので、安心して使用することができる。

IP66規格の防塵、防水機能を搭載しているので、雨の日やオフロードでも安心して使用できる。
バッテリーに直接接続できるアダプターも付属している。
モバイルバッテリーに接続して使用することもできる。

発売は2月中旬を予定しており、現在予約を受け付けている。

お問い合わせ:カスタムジャパン/https://www.customjapan.net/

Spec

  • セット内容:スクリーン本体、ブラケット、ケーブル類、渡光フード、クイックガイド
  • 技適:電波法技適適合品
  • ディスプレイ:5インチIPSタッチパネル、輝度(600Nit)、解像度(854×480P HD)
  • 無線接続:Apple CarPlay/Android Auto
  • 本体ポート:USB Type-C
  • 防水・防塵規格:IP66
  • Wi-Fi規格:IEEE 802.11a Wi-Fi compliant 5GHz(DFS機能搭載) Apple CarPlay Android Autoとの通信はW56(DFS機能) を使用
  • Bluetooth規格:Bluetooth5.0搭載(周波数:2402-2480MHz)
  • 給電方式:電源ケーブル使用(ACC電源):12V/24V対応、USB使用(付属ケーブル使用):5V
  • 動作・保管温度:-10~60℃
  • 対応言語:日本語/英語
  • マルチメディア:非対応(Micro SDカードスロットはメンテナンス用の為通常使用不可)
  • 対応OS のバージョン:Android11 以上
  • iOS10 以上
  • HuaweiとSHARPの携帯電話には非対応

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橘 祐一