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バイク王＆カンパニーは、2024年9月から11月の期間を対象とした第51回『リセール・プライス』ランキングを発表した。カワサキの『Z900RS SE』が初の首位となった。
ホンダ・X-ADVは2位に
今回のランキングは以下となる。
1位：カワサキ・Z900RS SE
2位：ホンダ・X-ADX
3位：カワサキ・エリミネーター
4位：カワサキ・エリミネーターSE
5位：ホンダ・ゴールドウイングツアー
6位：カワサキ・ZX-4RR
7位：カワサキ・ZX-4R SE
8位：ヤマハ・XSR900GP
9位：ホンダADV160
10位：ホンダ・CB1300スーパフォアSP
「Z900RS SE」は、往年の名車「Z1」を彷彿とさせる「イエローボール」カラーを採用し、ゴールドのホイールやフロントフォークなど、上質なデザインが特徴。
さらに、ブレンボ製のフロントブレーキキャリパーやオーリンズ製のリアサスペンションを装備し、優れたライディングフィールとコントロール性を実現している。
決めては「イエローボール」の希少性
2024年9月に発売された2025年モデルではカラーが変更され、「イエローボール」カラーが希少となったことが、今回のランキングに影響を与えたと考えられる。
前回まで二期連続で首位を獲得していたホンダの「X-ADV」は、今回僅差で2位となった。ツーリングやアウトドアレジャーなど、多用途に対応できる点がユーザーに支持されており、国内外での需要が高いモデルだ。2024年12月に2025年モデルが発売されたため、次回のランキングでの動向にも注目が集まります。
XSR900GPもランクイン
また、ヤマハの「XSR900 GP ABS」が8位に初ランクインした。このモデルは、1980年代のレーサーレプリカ「YZR500」をオマージュしたデザインが特徴で、2024年5月に国内向けに発売された。当時を知るライダーには懐かしさを、若年層には新鮮さを提供するモデルとして注目されている。
今回のランキングでは、中古バイク市場が活況であることが伺える。特に、カワサキの「Z900RS」シリーズは安定した人気を誇り、ベテランライダーからも高い評価を得ています。ホンダの「ゴールドウイングツアー」も上位にランクインしており、ツーリングシーンでの存在感が増している。
リセールバリューが高いということは、新車の販売も好調ということができ、人気モデルの傾向や実態を知ることにつながる。価値あるバイクは自流で変わるが、Z900RSの人気がいまだに高いことは驚きだ。