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一般社団法人日本二輪車普及安全協会は、2025年3月に開催される「第41回大阪モーターサイクルショー」と「第52回東京モーターサイクルショー」の詳細を発表した。

幅広い年齢層が楽しめるバイクイベントに

両ショーは共通のテーマ「いいね、バイク」を掲げ、各地域の特色を反映させたサブテーマを設けている。大阪では「バイク&ピース」、東京では「バイクって、想像以上だ」というテーマのもと、幅広い年齢層のバイクファンに向けたイベントが企画されている。
特に注目すべきは、両ショーの連携を強化するために、「すとぷり」のメンバーでありバイク免許取得を目指す「さとみ」がアンバサダーとして任命された点だ。彼はテーマソングを担当し、会場でのスタンプラリー参加者にオリジナルグッズをプレゼントするなど、イベントを盛り上げる役割を果たす。
大阪モーターサイクルショーは、2025年3月21日から23日までインテックス大阪で開催され、139社の出展が決定している。大阪のサブテーマ「バイク&ピース」に沿い、モーターサイクルの魅力を伝えつつ、幅広い参加者に楽しさと感動を提供することを目的としている。入場料は一般で2,200円、U22割では1,800円から提供され、若年層にもアプローチを強化している。
一方、東京モーターサイクルショーも同様に、国内最大級のモーターサイクルイベントとして注目されており、開催準備が進められている。


国内4メーカーが出展車の一部を公表
各モーターサイクルショーに出展する国内4メーカー(ホンダ/ヤマハ/スズキ/カワサキ)は、出展するニューモデルの一部を公表した。
ホンダは、
・電動過給機付きV型3気筒エンジン(コンセプトモデル)
・CB1000ホーネットSP
・レブル250 E-clutch
を出展する。


ヤマハは、
・YZF-R9
・トレーサー9GT+
・MT-07 Y-AMT
を出展する。


スズキは、
・DR-Z4S
・DR-Z4SM
を出展する。


カワサキは、
・ニンジャ1100SX/SE
・ヴェルシス1100SE
・Z900SE
・bimotaブランド各モデル
を出展する。


今回発表があったのは一例であり、今後増える可能性があるので乞うご期待。
今回のモーターサイクルショーは、バイクの免許取得や購入検討者、何より若年層にこそ来場してほしい。
ホンダやヤマハが最新のAT機構「E-Clutch」「Y-AMT」を開発・実用化したように、バイクに乗る敷居は下がっているといえる。すぐに乗れて素早く移動でき、四輪に比べて燃費の良いバイクは、日常の移動だけではなく休日のアクティビティそのものにもなりうる便利な存在である。
そして、バイクを所有したことで広まる人の繋がりは、一生の関係へと発展する可能性がある。バイクの価格は安くはないが、対価に見合う分の価値を必ず返してくれるだろう。