2月17日発売! 「スズキ・Vストローム1050」シリーズの2025年型はニューカラーを設定!

スズキ株式会社は、大型スポーツアドベンチャーツアラー「V-ストローム1050」と「V-ストローム1050DE」のカラーリングを変更し、2025年2月17日より新たに発売することを発表した。メーカー希望小売価格は、「V-ストローム1050」が170万5000円(税込)、「V-ストローム1050DE」が179万3000円(税込)。

スズキ株式会社は、大型スポーツアドベンチャーツアラー「V-ストローム1050」と「V-ストローム1050DE」のカラーリングを変更し、2025年2月17日より新たに発売することを発表した。

標準車とDEそれぞれに新色を用意

「V-ストローム」1050は「オールトグレーメタリックNo.3」、「マットブラックメタリックNo.2」、「マットスティールグリーンメタリック」などの新色が追加された。「V-ストローム1050DE」には、「チャンピオンイエローNo.2」や「パールテックホワイト」などが設定され選択肢が広がった。

また、車載式故障診断装置(OBDⅡ)には触媒劣化に対応した監視機能が追加され、より精度の高い故障診断が可能となっている。

メーカー希望小売価格についても一部変更があり、価格が改定されている。最新の価格は、「V-ストローム1050」が170万5000円(税込)、「V-ストローム1050DE」が179万3000円(税込)。

幅広いシーンに対応できる標準車

「V-ストローム1050」は、街中から高速道路、山岳路まで、あらゆるツーリングシーンで快適に走行でき、その性能とデザインにおいて従来よりも進化を遂げている。

パワートレインは、1036ccの水冷4サイクルV型2気筒DOHC4バルブエンジンを搭載。低中速域のトルクを維持しながら、高回転域での伸びがあり、よりVツインエンジンらしい特性を実現している。このエンジンは、ツーリングに求められる快適性と走行性能を両立し、長距離走行でも安定したパフォーマンスを提供する。

また、スズキ独自の「S.I.R.S.(スズキインテリジェントライドシステム)」が搭載されており、IMU(慣性計測装置)などのデータを基にした「モーショントラック・ブレーキシステム」や、クラッチやスロットル操作なしでシフトアップ・ダウンが可能な双方向クイックシフトシステムを採用するなど、ライダーにとっての使いやすさが大幅に向上している。

さらに装備麺では、5インチのカラーTFT液晶メーターを装備し、ライダーが走行中に必要な情報を簡単に確認できるように配慮されている。このメーターでは、S.I.R.S.の設定情報を表示するほか、ナビゲーションやオーディオ、走行情報も確認できるため、長距離ツーリングでも利便性を向上させている。

スタイリングは、1988年に発売されたスズキ初のアドベンチャーツアラー「DR-BIG」のDNAを継承した「クチバシ」デザインを現代風にアレンジし、オリジナリティのある印象を与えている。ウインドスクリーンの高さ調整機能やアルミ製テーパー形状のハンドルバーが標準装備されており、走行中の快適さを一層高めている。

タイヤには、ブリヂストンの「BATTLAX ADVENTURE A41」ラジアルタイヤを装備し、フロント110/80R19、リヤ150/70R17の組み合わせで、高い快適性と爽快な乗り心地を提供する。

オフ性能を高めたDE

「V-ストローム1050DE」は、さらに未舗装路での走行安定性を高めるため、トラクションコントロールシステムに専用のGモードが設定されており、未舗装路でも安定した走行が可能となる。また、フロントには大径の21インチホイールを装着し、セミブロックパターンのタイヤを採用して、オフロード性能を向上させた。

さらに、ハンドルバーが標準車よりも左右20mmずつ広がっており、衝撃吸収性能が向上した。また、アクセサリーバーやアルミ製エンジンプロテクターが装備されており、外観の向上とともに実用性も高まっている。

これにより、スズキはV-STROM 1050シリーズの魅力をさらに引き出し、より多くのライダーにアピールすることを目指している。V-STROM 1050とV-STROM 1050DEは、タフな走行性能と快適なツーリング性能を兼ね備えたバイクとして、ツーリングライダーにとって理想的な選択肢となるだろう。

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