目次

- フランスのロードレーサーでありMoto GP™のベテラン、ロリス・バズが、現チャンピオンのトロイ・ハーフォスと2度のチャンピオンに輝いたタイラー・オハラとともに、S&S®インディアン・チャレンジャーに乗り2025年のレースシーズンに参戦
- キャメロン・ピーターソンとカイル・オーンソルグがプライベーター・チームとして参戦。
- インディアン・モーターサイクル・レーシングは2025年インディアン・チャレンジャー・ダークホースと8万ドル以上をプライベーター・チームに投入
インディアン モーターサイクルが2025年のMotoAmerica King of the Baggersに向け、チーム体制を大幅に強化することを発表した。
新シーズンを戦うS&Sインディアン・サイクル・ファクトリーチームには、2024年王者のトロイ・ハーフォス、2度の王者タイラー・オハラに加え、フランスのMotoGPベテランであるロリス・バズが加入。世界最高峰のロードレース経験を持つバズの加入により、チーム戦力は一気に引き上げられることとなった。
レッキングクルーの名を冠するインディアンのレーシングチームは、1950年代から現代に至るまで、アメリカンモーターサイクル史に数々の伝説を残してきた。2017年から2024年にかけては、ジャレッド・ミーズ率いるフラットトラック部門で輝かしい成績を収めている。
全てのライダーは、オーバーヘッドカム水冷PowerPlusエンジンを搭載したインディアン・チャレンジャーでレースに挑む。このマシンは、大排気量の競合マシンを性能面で圧倒し、すでに3度のチャンピオンシップを獲得。60度Vツインエンジンと1気筒4バルブの最新設計により、高出力と扱いやすさを両立している。
「レッキングクルーは当社の礎であり、1901年の創業以来受け継がれてきたレーシングDNAの象徴だ」と、インディアン モーターサイクルの製品技術・レーシング・サービス担当副社長のゲイリー・グレイは語る。「ロリスは初期テストから素晴らしい適応力を見せており、3人のライダーによる新体制で、全レースでの優勝を狙える」
また、プライベーターチームとしてキャメロン・ピーターソンとカイル・オーンソルグの参戦も決定。インディアンは2025年モデルのチャレンジャー・ダークホースの提供と、8万ドル以上の支援を行い、プライベーターの活動を全面的にバックアップする体制を整えている。
2025年インディアン モーターサイクル-S&Sファクトリー チームライダー
TROY HERFOSS(トロイ・ハーフォス)・・・No.1
トロイ・ハーフォスが、バガー王者の座を守るために戻ってきた。オーストラリア・スーパーバイク選手権で3度のチャンピオンに輝いた彼は、S&Sインディアン・チャレンジャーに乗り始めて 1年目で2024年の3レースを除くすべてのレースで表彰台に上り、クラストップの7回の優勝、7回の2位入賞、1回の3位入賞を果たした。
TYLER O’HARA(タイラー・オハラ)・・・No. 29
S&Sインディアン・チャレンジャーに乗って6シーズン目を戦うのは、No. 29 タイラー・オハラだ。
KOTBチャンピオンに2度輝いたオハラは、2020年に同クラスの初開催レースで優勝し、2022年にも再びチャンピオンに輝きました。オハラの大胆なアプローチとバガーレースでの豊富な経験により、彼は今年のKOTBフィールドで強力なライバルとなるだろう。
LORIS BAZ(ロリス・バズ)・・・No.76
インディアン レッキングクルーの最後を締めくくるのは、フランスのロードレーサー、ロリス・バズだ。
バズのダイナミックなライディング・スタイルと実績ある経歴は、サーキットで手強い存在となるだろう。
このフランス人レーサーは、MotoGP、ワールド・スーパーバイク、そして最近ではMotoAmericaのスーパーバイク・クラスで活躍している。その高い適応性と多才なスキルを持つライダーとして高い評価を得ている。バズは、2008年にタイトルを獲得したヨーロッパ・スーパーストック1000選手権をはじめ、さまざまなレースで成功を収めており、国際的な経歴と成功の実績を持つバズは、KOTBに強烈なインパクトを与えるだろう。
“キング・オブ・ザ・バガーズ シリーズは始まったときから注目していましたが、伝説のインディアン モーターサイクル・レッキングクルーの一員として参加できることは本当に光栄です” “スーパーバイク レースで、トロイとタイラーがS&Sインディアン チャレンジャーに乗って成し遂げたことを目の当たりにしてきました。2025年に一緒に次のタイトルを狙うこのチャンピオンシップチームに参加できることをとてもうれしく思っています。” とバズは語る。
インディアン モーターサイクル/2025年、2つのチャレンジ

こうしたファクトリーチームの取り組みに加え、インディアン モーターサイクルは2025年に向けて2つのサテライトチームをサポートしている。スティーブ・デロレンツィ(SDI Insulation Inc. のCEO)はCameron Peterson(キャメロン・ピーターソン)をSDIレーシング・インディアン・チャレンジャーのライダーとして起用し、Kyle Ohnsorg(カイル・オーンソルグ)はタブ・パフォーマンス・インディアン・チャレンジャーで参戦する。
2025年、インディアン モーターサイクルは、8万ドル以上の賞金と2025年インディアン・チャレンジャー・ダークホースをプライベーター・チームの成績に応じて提供の予定だ。
◆ チャンピオンシップ: 20,000 ドル + 2025 インディアン チャレンジャー ダークホース (メーカー希望小売価格: 28,499 ドル)
◆ 1 位: 3,000ドル
◆ 2 位: 1,000ドル
◆ 3 位: 500ドル
※Indian Motorcycle RacingはS&S®をタイトル スポンサーとして迎え、Progressive Insurance®とMission® Foodsがスポンサーとなり、 Parts Unlimited 、 Drag Specialties®、PerformanceFinance、Min Hsiang からもサポートを受けます。
※KOTBシーズンは3月6日にデイトナ インターナショナル スピードウェイで始まります。
※2025年のKOTBシリーズの詳細については、 MotoAmerica.comをご覧ください。