3月6日発売! ホンダ・CBR250RR、往年のカラーリングを施した2025年型が登場

ホンダ・CBR250RR……90万2,000円〜

ホンダは、軽二輪スーパースポーツモデル「CBR250RR」のカラーバリエーションを変更し、2025年3月6日に発売する。価格は90万2,000円〜94万円(税込)。

往年のRRを彷彿とさせるカラーを採用

今回のカラーリング変更では、各色が持つ個性をより際立たせることを目指した。力強い印象とシャープなスタイリングを強調する「マットバレットシルバー」、CBRシリーズの伝統的なイメージを持つ「パールグレアホワイト」、そしてレーシングイメージを演出するトリコロールの「グランプリレッド」の全3色となる。

CBR250RRは、2017年に初代モデルが発売され、「トータルコントロール性能を高次元で両立させ、操る喜びの最大化」を開発コンセプトに掲げている。具体的には、加速性能、旋回性能、制動性能という3つの要素を高いレベルで融合させ、ライダーが意のままに操る喜びを追求した。

レーシーな直列2気筒エンジン

エンジンは、249cc水冷4ストローク直列2気筒DOHCエンジンを搭載し、先進的かつ先鋭的なスタイリングと卓越した動力性能を追求したモデルだ。若年層を中心に幅広い層から支持を集めている。

高回転域までスムーズに吹け上がる特性を持ち、高出力と扱いやすさを両立している。また、スロットルバイワイヤシステムを採用し、ライダーのアクセル操作に対してリニアに応答する。

軽量・高剛性フレームを採用

車体は、軽量かつ高剛性なフレームを採用し、優れた運動性能を実現している。サスペンションは、フロントに倒立フォーク、リアにプロリンク式サスペンションを採用し、路面追従性と安定性を高めている。

スタイリングは、低く構えたシルエットとシャープなラインが特徴的だ。LEDヘッドライトやテールライトを採用し、先進的なイメージを強調している。

CBR250RRは、日常の移動手段としてはもちろん、週末のスポーツ走行やツーリングなど、幅広いシーンで活躍できるモデルだ。今回のカラーバリエーション変更により、さらに多くのライダーに選ばれることが期待される。

主要諸元

車名・型式:ホンダ・8BK-MD47
全長(mm):2,200〔2,230〕
全幅(mm):920
全高(mm):1,355〔1,415〕
軸距(mm):1,435〔1,455〕
最低地上高(mm):220〔275〕
シート高(mm):830〔885〕
車両重量(kg):153
乗車定員(人):2
燃料消費率(km/L):
国土交通省届出値:定地燃費値(km/h):47.5(60)〈2名乗車時〉
WMTCモード値(クラス):32.4(クラス 2-2)〈1名乗車時〉
最小回転半径(m):2.3
エンジン型式:MD47E
エンジン種類:水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒
総排気量(cm3):249
内径×行程(mm):76.0×55.0
圧縮比:10.7
最高出力(kW[PS]/rpm):18[24]/9,000
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm):23[2.3]/6,500
燃料供給装置形式:電子式〈電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)〉
始動方式:セルフ式
点火装置形式:フルトランジスタ式バッテリー点火
潤滑方式:圧送飛沫併用式
燃料タンク容量(L):12
クラッチ形式:湿式多板コイルスプリング式
変速機形式:常時噛合式6段リターン
変速比 :
 1速:3.538
 2速:2.250
 3速:1.650
 4速:1.346
 5速:1.115
 6速:0.925
減速比(1次/2次):2.807/2.857
キャスター角(度):27° 30′
トレール量(mm):109
タイヤ:
 前:80/100-21M/C 51P
 後:120/80-18M/C 62P
ブレーキ形式:
 前:油圧式ディスク(ABS)
 後:油圧式ディスク(ABS リアキャンセル機能付き)
懸架方式:
 前:テレスコピック式(倒立サス)
 後:スイングアーム式(プロリンク)
フレーム形式:セミダブルクレードル

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