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トライアンフ・Trident Triple Tribute Black……1,015,000円(消費税10%を含む)
レジェンドマシンへのオマージュを込めた特別仕様
トライアンフは、昨年好評を博した「Trident Triple Tribute」に続き、新たな特別仕様車「Trident Triple Tribute Black」を投入する。この新型スペシャルエディションは、マン島TTレースで5度の栄冠に輝いた伝説的マシン「Slippery Sam」へのオマージュとして、タンクに大胆な「67」のレースナンバーグラフィックを配している。
ボディカラーは、深みのある光沢を放つサファイアブラックを採用。タンク、テール、フロントエンドを彩るコバルトブルーとディアブロレッドのアクセントが、黒いボディに鮮烈なコントラストを生み出している。特に目を引くのは、ディアブロレッドのホイールだ。この印象的な赤いホイールと、ベリーパンとカラーマッチングされたフライスクリーンが、スペシャルエディションならではの存在感を主張する。
最新テクノロジーを惜しみなく投入
新型「Trident Triple Tribute Black」には、ライダーの走りをサポートする最新技術が満載されている。注目すべきは、よりシャープなスロットルレスポンスを実現する新設定の「スポーツ ライディングモード」の搭載である。
安全性能面では、IMUからの情報を基にコーナリング時のブレーキを最適化する「オプティマイズド コーナリングABS」と、リーンアングルに応じて出力を制御する「オプティマイズド トラクション コントロール」を採用。さらに、クラッチ操作なしでスムーズなシフトチェンジを可能にする「トライアンフ シフト アシスト」も標準装備されている。
長距離ツーリングの快適性を高めるクルーズコントロールも初めて標準装備された。これらの機能は、視認性に優れたフルカラーTFTスクリーンから簡単に操作できる。
トリプルエンジンが生み出す爽快な走り
心臓部には、専用チューニングを施した660ccトリプルエンジンを搭載。最高出力81ps/10,250rpm、最大トルク64Nm/6,250rpmというスペックは、Euro 5+の厳しい環境基準をクリアしながらも、トライアンフらしい力強い走りを実現している。
リニアなトルク特性とライド・バイ・ワイヤ スロットルの採用により、市街地からワインディングまで、あらゆるシーンでライダーの意のままの走りを提供する。片側サイレンサーから放たれる重厚なトリプルサウンドも、このモデルの魅力のひとつである。
扱いやすさと走りの楽しさを両立
805mmという低めのシート高と190kgの軽量な車体により、幅広いライダーが安心して操れる設計となっている。Showa製41mm倒立フォークとプリロード調整可能なモノショックの組み合わせは、正確なハンドリングと快適な乗り心地を両立。優れたグリップ力を誇るミシュラン「Road 5」タイヤの採用により、ウエット路面でも安心感のある走りを実現している。
価格とカスタマイズの可能性
「Trident Triple Tribute Black」の価格は101万5000円。10,000マイル（もしくは1年）という充実した保証も魅力である。また、32種類の純正アクセサリーが用意されており、プロテクションパーツからラゲッジ、セキュリティアイテムまで、オーナーの好みに合わせたカスタマイズが可能だ。
トライアンフ・モーターサイクルズのチーフ・コマーシャル・オフィサー、ポール・ストラウド氏は「印象的なスタイリングと卓越した仕上げは、間違いなく人々の目を引くだろう。トリプルエンジンの性能とライダー重視の最新テクノロジーは、毎日のライディングから休日のツーリングのシーンを劇的に変えることと確信している」と語っている。
この特別仕様車は2025年5月中旬より順次全国のトライアンフ正規販売店に到着予定。レーシングヘリテージへのリスペクトと最新テクノロジーが融合した「Trident Triple Tribute Black」は、日常使いからツーリングまで、あらゆるシーンでライダーを魅了する1台となりそうだ。
トライデントのスムーズな6速ギアボックスは、ギア比とファイナルドライブが最適化されており、この上ない素晴らしい体験をもたらす。この特別版に標準装備されている、トライアンフ シフト アシスト アップ/ダウン クイックシフターの追加により、ギアボックスがさらに強化されている。
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