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東北地方の日本海側に位置する秋田県。お隣の岩手県盛岡市から日本海へ向かう国道46号線を西に進むと雫石町、田沢湖駅がある仙北市、そして「角館」に到着する。今回お届けするのは角館町(かくのだてまち)にある武家屋敷通りを散策した景色です。国道46号の角館バイパスが始まる「羽根ケ台」交差点を「大仙」方向へ左折し国道341号を行くと、車で10分ほど(約5km)で武家屋敷入口の信号に到着。そこを左折すると直ぐ右手には“角館公民館”があり、その向かい側(道路左手)に見えてくる駐車場が、角館(臨時)駐車場です。目的地の通りに面しているので今回掲載の座標点及び住所データのポイントとして紹介しましたが、駐車場にあるトイレは仮設式。なので、武家屋敷入り口の信号を直進し、次の「河原町」の信号を左折。桧木内川沿いの県道250号線を300mほど南下すると右手にある仙北市営の「桜並木駐車場」もおすすめです。車と同じ500円の有料ですが、バイクも駐輪可能です。道路を挟んで反対側に常設トイレがあり、目的地(武家屋敷通り)へのアクセスも簡単です。ちなみ同通り中程にある「武家屋敷ポケットパーク」や、通りを奥(南)へ進むと外町交流広場「まちの駅 立町」にも公衆トイレはあるので、散策中に困ることはないでしょう。
武家屋敷通りを散策すると、日差しを反射する美しくも眩いばかりの新緑に魅せられてしまう。武家屋敷に漂う落ち着いた佇まいも独特な雰囲気。古き時代を感じさせる光景は、まるで当時にタイムスリップしたかのよう。文化財として保存された建造物や内部設備を見て回るだけでも価値があります。点在するお食事何処の建屋も風情が感じられ、バイクで遠くまでやって来た感慨もひとしおです。
1〜2泊のスケジュールでのんびりとツーリングするのにおすすめ。座標点から20kmほど(車で約21分)走れば日本で最も深い水深423.4mを誇るコバルトブルーが美しい田沢湖の景観を眺めることができます。国道105号と60号線を通り湖畔に出ると、そこには黄金の「たつこ像」があります。ほぼ円形の湖を周遊しても20km程度の距離。せっかくなら湖の北東側にある県道127号(駒ヶ岳線)を進み、「乳頭温泉郷」へ行くのも良いでしょう。ツーリングコースの組み立てはとても豊富なのです。
史跡や有形文化財の見て歩きに心が和む。

タイムスリップした世界で寛ぐひと時に癒された。

角館エリア観光情報-仙北市ち
URL:https://www.city.semboku.akita.jp/sightseeing/spot/07.html
田沢湖・角館観光協会ホームページ
URL:https://tazawako-kakunodate.com/ja/
秋田県仙北市角館町表町上丁24 (JR東北新幹線「角館」駅から車で約6分/約2km)