発売後、即受注終了となったヤマハの大人気モデル「NMAX155」ってどんなモデル!? カスタム意欲を刺激する純正アクセサリーにも注目

2025年3月の発売直後に受注が終了した大人気モデル、ヤマハ新型軽二輪スクーター「NMAX155」。販売店で見つけたら即買いのモデルだが、一体どんなモデルなの!?という方のために、ここではノーマルの魅力を再確認するとともに、気になる純正カスタムも合わせて紹介していく。
REPORT:ケニー佐川
PHOTO:重松浩平

大人気モデル「NMAX155」とは!?

3月、4月に開催されたモーターサイクルショーでひときわ注目を集めたモデルが、ヤマハの新型NMAX155だ。

今回の目玉はずばり新採用の「YECVT」。これは電子制御によってCVTの変速比をライダーが任意に変更できるシステムで、従来の機械式CVTでは難しかったマニュアルミッション車のような走行フィールを体感できる優れモノ。たとえば前車を追い越したいときや下り坂でエンジンブレーキが欲しいとき、コーナー進入での減速コントールから俊敏な立ち上がりまで、走りにメリハリをつけてより積極的に操る楽しさを上乗せできる。操作は簡単でシフトボタンにより加速・減速に応じ最大3段階までシフトダウンが可能だ。

「YECVT」搭載に伴い水冷4ストSOHC4バルブ155ccのブルーコアエンジンも進化。15psの最高出力や2種類の走行モード(Tモード/Sモード)も従来どおりだが、クランクやマフラーやオイルポンプを新作し冷却効率もアップ。カムチェーンテンショナーを油圧式にしてフリクションも低減するなど基本性能に磨きをかけた。

SHIFTボタンを押すだけ、あるいはスロットル急開操作により加速/減速状態に応じで最大3段階までシフトダウンが可能。
SHIFTボタンを押すだけ、あるいはスロットル急開操作により加速/減速状態に応じで最大3段階までシフトダウンが可能。

車体面ではサスペンションのセッティングを変更し、リヤはストロークを5mm延長して減衰特性を最適化。フロント側もオイルロック機構を追加し重量物積載時や大きなバンプを乗り越えたときのフィーリングを向上させている。

新デザインとなったメーターは、上にLCD、下にTFTと2つのディスプレイを配置し、見やすさとグレード感を演出。さらに灯火類もフルLED化され、見た目も一段とシャープに生まれ変わった。

純正カスタムならではの意匠と質感!

さて、そんな新型NMAX155の魅力をさらに個性的に惹き立てるアイテムがワイズギアからリリースされているので紹介したい。

軽二輪である155のメリットは高速道路を走れること。つまり、タンデムでの長距離ツーリングも楽々行けるわけだ。そこで必須となるのが走行風から守ってくれる「ハイスクリーン」や大きな荷物も積める「リアキャリア」だろう。また新型に相応しいデザイン性とフィット感で足元をドレスアップしてくれる「フットパネル」もおすすめ。見た目だけでなく、高い剛性とグリップ感で「YECVT」を活かしたスポーティな走りをサポートしてくれる。

■リアキャリア

容量39ℓ/34ℓ/30ℓのトップケースをダイレクトに装着可能。タンデム用ハンドグリップ機能を合わせ持つ高品質なアルミダイキャスト製。
1万9800円

■ハイスクリーン

優れたウインドプロテクション効果の大型スクリーン。上半身から手元まで雨・風を効率よく軽減。丈夫なポリカーボネート製だ。
3万250円

■プロテクションパッド

乗り降りの擦れ傷からコンソールを保護。上質感のあるPVC製で、新採用のライン印刷プリズムパターンは見る角度によって光沢変化を楽しめる。
1万780円

■フロントフットパネル/フロアフットパネル

アルマイト処理されたアルミフレームの質感と立体デザインが高級感を高めるフットパネル。摩擦力の高いラバーにより高いグリップ感を確保する。
1万1550円/1万3200円

気になるラインナップは専用サイトでチェック

他にもカスタム意欲を刺激するアイテムが豊富に用意されているので、ぜひ専用サイトでチェックしてみてほしい。純正アクセサリーならではの優れたデザインと品質、信頼性で、街乗りからツーリングまで、安全・快適にサポートしてくれる。

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