2026年カワサキKX450・KX450X発売! 価格108万円からグラフィック変更で登場

2025年7月15日、カワサキが2026年モデルのKX450とKX450Xを発売する。KX450は108万9000円、KX450Xは112万7500円で展開される競技専用オフロードマシンだ。
左)カワサキ・KX450、右)カワサキ・KX450X

カワサキ・KX450……1,089,00円(消費税10%を含む)
カワサキ・KX450X……1,127,500円(消費税10%を含む)

カワサキKX450の進化したフラッグシップ性能

ダウンドラフトインテーク採用の高性能エンジン

2026年モデルのKX450は、カワサキオフロードマシンのフラッグシップとして進化を続けている。エンジンにはダウンドラフトインテークを採用し、左右対称に配置された吸排気系により優れた性能を発揮する設計となっている。

この構成により、従来モデルよりもスムーズな吸気効率を実現。レース場での高回転域でも安定したパワー供給が可能だ。

軽量アルミペリメターフレームが生む卓越したハンドリング

フレームには剛性が最適化された軽量なアルミペリメターを採用している。この設計により軽快なハンドリングと直進安定性を両立し、さらに高いコーナリング性能を獲得している。

アグレッシブなライムグリーンの車体は、人間工学に基づいたスリムなデザインを採用。走行中にライダーがストレスなく体重移動を行えるよう配慮されており、スムーズな操作性を実現している。

プロ仕様の装備とエレクトロニクス

制動系にはブレンボ社製ブレーキシステムを装備し、優れた制動力を発揮する。ODIロックオングリップの採用により、ライディングフィールの向上にも寄与している。

電子デバイスとしてパワーモード、ローンチコントロール、カワサキトラクションコントロール(KTRC)を搭載。ライダーを強力にサポートする最新技術が組み込まれている。

さらに注目すべきは、スマートフォンアプリ「RIDEOLOGY THE APP KX」の採用だ。手元のスマートフォンから直接エンジンマッピングを調整することが可能となっている。

KX450Xはクロスカントリーレーサーとして専用設計

エンデューロ走行に最適化されたサスペンション

KX450Xは、モトクロッサーKX450をベースとするクロスカントリーレーサーである。サスペンションは専用のセッティングが施され、長時間のエンデューロ走行にも対応できる仕様となっている。

ホイールサイズはフロント21インチ、リヤ18インチを採用。エンデューロタイヤとサイドスタンドも標準装備し、実戦での使い勝手を重視した設計だ。

共通する高性能エンジンと電子制御システム

エンジンはKX450と同様に、ダウンドラフトインテークと左右対称に配置された吸排気系により優れた性能を発揮する。フレームも軽量なアルミペリメターを採用し、軽快なハンドリングと高いコーナリング性能を獲得している。

ブレンボ社製ブレーキシステム、ODIロックオングリップ、各種電子デバイス、スマートフォンアプリ「RIDEOLOGY THE APP KX」についてもKX450と共通の装備となっている。

2026年モデルの主な変更点と価格設定

グラフィックデザインの刷新

2026年モデルの主な変更点はグラフィックの変更となる。主要諸元に変更はないが、外観の印象を新たにするデザイン変更が施されている。

価格と発売日の詳細

  • KX450:108万9000円(本体価格99万円、消費税9万9000円)
  • KX450X:112万7500円(本体価格102万5000円、消費税10万2500円)
  • 発売予定日:2025年7月15日(火)
  • カラー:ライムグリーン(GN1)

両モデルとも二輪車リサイクル対象車両で、価格には二輪車リサイクル費用が含まれている。なお、KX450シリーズは公道や一般の交通に供する場所での走行は一切できない競技専用車両である。

カワサキ・KX450(KX450MTFNN)/ライムグリーン(GN1)
※画像は実際のモデルと仕様が異なる場合があります。
カワサキ・KX450(KX450MTFNN)/
ライムグリーン(GN1)
カワサキ・KX450(KX450MTFNN)/
ライムグリーン(GN1)

カワサキ・KX450X(KX450NTFNN)
※画像は実際のモデルと仕様が異なる場合があります。
カワサキ・KX450X(KX450NTFNN)
カワサキ・KX450X(KX450NTFNN)


主要諸元 カワサキ・KX450

主要諸元 カワサキ・KX450X

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