北米で登場! 2026年モデル「カワサキ・KLX230 DF」|タフな冒険に応える新世代デュアルスポーツ

カワサキ・KLX230 DF…約84万円

2026年モデルとして発表されたKLX230 DFは、舗装路と林道、両方に対応するタフな万能モデル。Kawasakiならではの逞しさをまといながら、重厚感あるブラックアウトカラーとタフな装備で“使い倒せる”デュアルスポーツとして設計されている。価格は米国向けに5,799ドル(約84万円)と設定されている。

軽量かつ頼れるパワーユニット

搭載エンジンはKLX230共通の233cc空冷SOHC単気筒。燃料噴射システムを備え、舗装・未舗装問わず低速域の扱いやすさとリニアな出力を実現。電動スターター付きで始動もスムーズ。6速ミッションを組み合わせ、都市部から郊外までの多様な走行シーンで安定したパフォーマンスを発揮する。

頑丈なシャシーと機能装備

高張力スチール製ペリメターフレームにより軽快な操舵性と強度を両立。前37mm正立フォークとリアはUni‑Trakシステムで長めのサスペンションストローク(約198mm・221mm)を確保し、地上高は9.4インチ(約238mm)へ上昇。シート高は33.3インチ(約845mm)に抑え、幅広いライダーに対応する 。エンジンガードやアルミ製スキッドプレート、大型LEDヘッドライトにガードバー、樹脂製シュラウドの採用など、ラギッドなデザインに加えて現実的な防御力を備える。

便利なリアキャリアとチューブレスタイヤ

DFモデルはリアキャリアを標準装備し、日帰りツーリングの積載にも備える多用途性が向上。リアホイールは18インチ・チューブレスタイヤに刷新されパンク耐性と扱いやすさが向上。金属強化ハンドガードやABS(前後ON/OFF対応)も装備され、安全性と利便性を高次元で兼ね備えている。

先進装備で構築されたトレイル適合性

軽量アルミ製ハンドルバー、スマートフォン連携対応のLCDインストゥルメントと専用アプリ“RIDEOLOGY THE APP”も搭載され、現代のライダーが求める情報共用と利便性に応える。ABSはデュアルスポーツ専用で、オフロードでは適切なタイミングで介入し急制動時の挙動を制御。街乗り時には介入しにくくなる設計で、どんな路面でも安定した効きが期待できる。

都会でも荒地でも“活きる”デュアルパフォーマー

KLX230 DFは舗装路の快適性と未舗装路の走破性を両立し、短距離通勤からロングキャンプ、林道冒険まで活躍の場を広げるバイク。軽量&堅牢シャシー、低速トルク重視のエンジン、充実の標準装備が揃い、“山でも街でも”を叶えるシステムとして確立。泥道や未舗装路への挑戦心をくすぐりながらも、日常の取り回しやすさにも配慮された設計は、まさにデュアルスポーツの理想形だ。

KLX230 DFは、舗装路と未舗装路を行き来するライダーにとって妥協のない選択肢。堅実な装備と扱いやすい構成により、毎日のアドベンチャーを心地よく演出する。次世代の軽量トレイルバイクとして、幅広い層にとって魅力的な一台と位置付けられる。

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