GIVIのモノロックシリーズ初のアルミケース登場。フラットトップデザインで2サイズをラインナップ

これまでモノキーベース対応モデルしかラインアップがなかったアルミケースが、モノロックベースに対応したモデルが登場。スタイリッシュなアルミケースが気軽に楽しめる。

GIVIトップケースのモノロックシリーズに、初のアルミケースが登場した。サイズは容量29Lと39Lの2タイプで、フラットなトップと4ヶ所のベルトループでシートバッグなどの装着が可能となっている。

容量39LのGIVI MTN39A。WIDE汎用ベースが付属。
容量29LのGIVI MTN29A。セット内容は同じ。

GIVIのトップケースには固定ベースが2タイプあり、主に大型のケースが「モノキー」、小型軽量のケースが「モノロック」と2つのシリーズが販売されている。モノキーシリーズは容量40L以上の大型ケースが中心で、フィッティングベースもガッチリして頑丈。ただ、ベースは車種別の専用のものとなる。対応車種は多いものの価格は少し高めで取り付けもちょっとだけ面倒だ。対してモノロックは小型のケースが中心で、フィッティングベースは小型のキャリアにも固定できる汎用タイプで価格もお手頃だ。樹脂製のケースに比べて重量のあるアルミケースはこれまでモノキーシリーズにしかラインナップがなかったが、今回、モノロックベースに対応したアルミケースとして、GIVI MTN39AとGIVVI MTN29Aが発売となった。

モノロックベースへの固定、解除はボックスの中でのみ行えるので防犯性も高い。
上部には4ヶ所ベルトループが配されているので、バッグや大型の荷物を固定することができる。
汎用性の高いモノロック対応なので、気軽に付け替えて使用することができる。

アルミケースらしいスクエアでフラットなデイザンを採用し、上下のエッジ部分は樹脂パーツが装着されている。上蓋部分には4ヶ所のベルトループが配されているので、シートバッグの装着やテント、マットなどを固定するなど高い拡張性を確保。モノロックなので取り外しの操作はボックス内でのみ行えるので防犯性も高い。モノロック対応なので、普段の通勤スクーターから、週末のツーリングバイクへと簡単に付け替えて利用することも可能だ。

高さが292mmあるGIVI MTN39Aにはヘルメットも収納可能。
高さを抑えたGIVI MTN29Aは雨具などをコンパクトに収納。

◾️GIVI MTN39A

  • 容量:39L
  • 重量:5kg
  • サイズ:奥行き390mm×幅449mm×高さ292mm
  • 最大積載重量:3kg
  • 適合GIVIベース:WIDE汎用ベース(付属品)、M5Mベース、M6Mベース、MMベース
  • 価格:2万6400円

◾️GIVI MTN29A

  • 容量:29L
  • 重量:4.5kg
  • サイズ:奥行き390mm×幅449mm×高さ237mm
  • 最大積載重量:3kg
  • 適合GIVIベース:WIDE汎用ベース(付属品)、M5Mベース、M6Mベース、MMベース
  • 価格:2万5300円

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橘 祐一