バイク乗りの理想を形にした建売住宅です。「THE ROCKS」|横浜・金沢区に第一弾が完成

ガレージが主役の家づくり、横浜からスタート

横浜市に、バイクを愛する人のための全く新しい住宅ブランド「THE ROCKS」が誕生した。手掛けたのは不動産会社のリアルパートナーズ株式会社。同社は宅地建物取引業に加えて、ファイナンシャルプランニング業務も展開しており、「家のある人生をデザインする」という理念のもと、資金計画を含めた総合的な住まいの提案を行ってきた。今回発表された「THE ROCKS」は、バイク好きのスタッフ自身が“本当に住みたい家”を追求して形にした、ガレージを暮らしの中心に据えた建売ガレージハウスだ。2025年5月には、その第一弾となる物件が横浜市金沢区高舟台に完成した。

建売価格帯で理想を実現 バイク乗りが抱える課題に応える住宅設計

都市部でのバイク所有者にとって、大型バイクを置くスペースの確保は常に悩みの種となっている。月極駐輪場やバイクコンテナの費用は高く、空きも少ない。特に盗難リスクや、すぐに乗り出せない距離の問題は、日々のストレスにもつながる。「THE ROCKS」はこうした課題を背景に、ライダーのための住宅という明確なコンセプトを打ち出している。

マンションでは駐輪場の制限があり、注文住宅はコストが嵩む。かといって、一般的な建売住宅では趣味を満たせない。こうしたジレンマに対し、「THE ROCKS」はガレージ付き建売住宅という形で、コストと理想のバランスを取りながら、新しい住まいの形を提示している。ZEH基準の高気密・高断熱性能を備え、省エネにも配慮しながら、愛車を主役に据えた暮らしを実現できる。

ガレージのある暮らしを豊かにする工夫

「THE ROCKS」高舟台の住宅では、ガレージをただの保管スペースにとどめない設計思想が貫かれている。普通車1台または大型バイク4台が収まる広さに加え、電動シャッターと専用出入口が設けられ、日々の使い勝手にも配慮がなされている。さらにガレージから直結する主寝室はセカンドリビングとして設計されており、窓からはライトアップされた愛車を一望できる。これは、バイクを「乗る道具」以上に「生き方」として捉えるライダーにとっては、理想の空間だといえる。

外装にはメンテナンス性に優れたガルバリウム鋼板とセルフクリーニング機能付き外壁を採用。室内にはリアルウッド、ヴィンテージタイル、アイアンパーツなど素材感のある装飾がふんだんに用いられている。無骨な雰囲気を醸すトグルスイッチや、有孔ボードを使ったギャラリースペースなど、細部に至るまで“自分らしさ”を演出できる仕掛けが詰まっている。建売でありながらも、注文住宅に迫る個性を持ち、住むほどに愛着が深まる設計となっている。

今後の展開とブランドの未来

今回の高舟台プロジェクトは、「THE ROCKS」ブランドの第一弾としての位置付けだが、リアルパートナーズではすでに次期物件の開発に着手している。今後も横浜エリアを中心に、“趣味と暮らしを両立する家”をコンセプトに展開を進める方針だ。また、購入者のニーズに応じて注文住宅にも対応する体制が整っており、建売という枠を超えた提案力を強みにしている。

住まいに求められる機能や快適性はもちろんのこと、バイクを愛する人にとっての価値観やライフスタイルまで見据えた「THE ROCKS」は、従来の建売住宅とは一線を画す存在といえる。ガレージハウスに新たな潮流を生み出すこのプロジェクトの今後に注目が集まる。

ブランドの最新情報や物件情報は、公式Instagram(@therocks_yokohama)および公式Webサイトにて随時発信される予定だ。

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