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前週に発表された注目のネタを一気に紹介する「バイクス週間ニュースダイジェスト」。今回は2025年6月16日〜22日に発表されたニュースを紹介する。
横浜市で第1号

バイク愛好家の視点から誕生した新しい建売住宅ブランド「THE ROCKS」が、横浜市金沢区高舟台にて第一弾の建売ガレージハウスを完成させた。手がけたのは不動産会社リアルパートナーズ株式会社。バイクを安全に、快適に、そして愛着を持って楽しみたいというライダーの願いを反映し、ガレージを生活の中心に据えた住空間を提案している。
都心部では大型バイクを保管するスペースの確保が困難で、月極駐車場やバイクコンテナも高額で空きが少なく、防犯上の不安も付きまとう。その上、注文住宅は理想的だがコストが高く、建売住宅は予算に収まるものの設計や内装に満足できない――そんなライダー特有のジレンマに応えるのが「THE ROCKS」である。
完成した物件は、電動シャッター付きの広いガレージを備え、普通車1台または大型バイク4台がゆったり収容可能。さらにガレージから住宅内への専用出入口や、愛車を室内からライトアップして眺められる間取り、バイクの整備やカスタムも楽しめる機能性に富んだ設計が特徴となっている。外装にはセルフクリーニング機能付き外壁やガルバリウム鋼板を採用し、維持コストも低減。ZEH水準の高断熱・高気密構造により、環境性能も確保されている。
内装はリアルウッド、ヴィンテージタイル、アイアンパーツなどが随所にあしらわれ、年月とともに風合いを増すデザインが魅力。リビングは天井高3.3mの開放感ある空間で、主寝室はセカンドリビングとしてガレージビューを楽しめる構造。さらに玄関には有孔ボードを配置し、ヘルメットやギアをディスプレイできるギャラリーのような演出も施されている。
トグルスイッチやライティングレールなど、細部にもバイクカルチャーの美意識を感じさせる演出が施されており、「建売なのに既製品ではない」仕上がりとなっている。
今回の物件は第一弾として販売され、今後も横浜エリアを中心に順次展開予定。また希望者には注文住宅の相談にも応じるという。公式Instagram(@therocks_yokohama)やウェブサイトでは最新情報や物件動画も公開されており、“バイクと暮らす”という新しい選択肢に注目が集まっている。バイクに情熱を注ぐ全てのライダーにとって、理想のガレージライフがここから始まろうとしている。











カワサキ「Z900」「Z900 SE」最新モデルが7月15日発売決定

カワサキは“Sugomi”デザインをまとったスーパーネイキッド「Z900」シリーズを2025年7月15日に発売する。新たにスタンダードモデルが登場し、価格は1,485,000円。電子制御スロットルやIMU、スマホ連携ナビを搭載。上位仕様の「Z900 SE」はブレンボ製ブレーキやオーリンズ製リアサスを備えた特別仕様で、価格は1,661,000円。両モデルともカワサキプラザ限定販売となる。






伝説のアゴストリーニに捧ぐ、MVアグスタ最新限定モデル「Superveloce 1000 Ago」登場

MVアグスタが16年ぶりにアゴストリーニへのオマージュを込めた「Superveloce 1000 Ago」を発表。世界限定83台、価格約8万ドル。998cc並列4気筒エンジンは最大208PSを13,000rpmで発生し、クロームカラーのフルカーボンカウルには黄色の“1”ナンバープレート。イグニッションキーにはアゴストリーニ氏のトロフィー由来の真鍮コインが埋め込まれており、18K金のシリアルプレートには氏のサインも刻印されている 。足回りはÖhlins電子制御サスペンション、ブレーキはブレンボStylema、リアライズドABSやクルーズコントロール、ローンチコントロールといった先端ライダーアシストも標準装備 。Dainese製カンガルーレザー製レーシングスーツや特製ヘルメット、証明書、専用カバーなど豪華アクセサリーも付属し、まさに「走るコレクターズアイテム」としての完成度を誇る。
カワサキ×クシタニ「キャンプライド」開催決定

カワサキとバイク用品メーカー・クシタニがタッグを組み、長野・王滝村のONTAKE EXPLORER PARKで1泊2日キャンプ×オフロード体験イベント「キャンプライド」を8月30~31日に実施する。自然豊かな御嶽山麓を舞台に、参加者同士の交流やライディング技術の向上を目的とした趣向あふれる上質なプログラムが展開される予定で、両ブランドのファンを中心に注目が集まっている。













名作バイク漫画『バリバリ伝説』がトートバッグに復活

1980年代の“峠文化”を象徴するバイク漫画『バリバリ伝説』が、講談社公認のライセンスアイテムとしてトートバッグで復刻される。CAMSHOP.JPを運営する株式会社フェイスが展開する本商品は、主人公・巨摩郡の熱い走りと仲間との絆を細密なグラフィックで表現し、ファンのみならず初めて目にする世代にもその迫力と世界観を訴求する仕様となっている 。デザインは複数展開が予定され、ストリートファッションにも映えるスタイリッシュなものから、80年代の迫力そのままを伝えるアート寄りの構成まで多彩なバリエーションを揃える。バイクカルチャーの原点に立ち返るアイテムとして注目される一品である。
Honda 50cc名車ロゴ入り厚手キャンバストート発売

CAMSHOP.JPがHonda公認ライセンスで、スーパーカブ50やモンキー、ゴリラなど歴代50ccバイクのロゴを配した厚手キャンバストートを予約販売開始。A4対応で通学や通勤のサブバッグに最適、耐久性とデザイン性を兼ね備えた記念アイテムとして注目を集めている 。サイズは横48×高39×マチ14.5cm、価格3,960円。

HAZE×ヤマハ発動機が「YZF‑R7 TEE 2025」発売開始

アーティストEric Hazeとヤマハ発動機が共同制作した「YZF‑R7 TEE 2025」が、6月17日よりワイズギアオンラインショップで販売開始となった。昨年発表されたYZF‑R7とR125の特別塗装モデルをモチーフにしたデザインとなっており、ホワイトの生地にブルーのレタリングがさわやかさを醸す。サイズはMとL、価格は税込6,600円で数量限定展開となる。







MVアグスタ限定車「Superveloce 1000 Ago」にアルカンターラ製特別シート採用

MVアグスタ創立80周年とジャコモ・アゴスティーニの83歳を記念した限定モデル「Superveloce 1000 Ago」に、高級素材ALCANTARA製シートが採用された。ブラックのアルカンターラにレーザー彫刻や刺繍が施され、唯一無二の意匠を実現。伝説のレーサーの栄光とレーシングスピリットを現代に伝えるコレクターズモデルとして、世界限定83台で展開される。

KABUTOの名作F-17が1/6スケールでカプセルトイ&ボックストイ化、予約特典も豪華

スタジオソータとOGK KABUTOのコラボによる「1/6 KABUTO コレクション F-17シリーズ」が2025年9月に発売される。精密に再現された全長約60mmのミニチュアヘルメットは、カプセルトイ(500円)と、実在のライダー仕様となるボックストイ(1,100円)の2種を展開。可動式シールドなどディテールにもこだわった仕上がりで、ボックストイはスタジオソータ公式ストアにて予約受付中。6月22日までの予約者には、レミー・ガードナー、アレイシ・エスパルガロ、ジョアン・ミル各選手のサイン入りシールド(プリント)を特典として進呈する。MotoGPファン必携の逸品だ。



カワサキ×加藤ノブキ描き下ろしコラボグッズ、6月27日発売開始

カワサキモータースジャパンはイラストレーター加藤ノブキとのコラボ商品を2025年6月27日から全国カワサキプラザで発売。Z900RSとNinja ZX‑4RRをモチーフにし、クールな女性が描かれたマグカップ、キーホルダー、Tシャツの3型が登場 。マグカップは直径7.8㎝・容量300㏄で税込2,420円。アクリル製キーホルダーは各1,210円、綿100%のリラックスシルエットTシャツはM/L各5,720円。日常使いはもちろんプレゼントにも最適で、アート性と実用性を兼ね備えたコレクターズアイテムとして注目を集める。






2025年カワサキプラザ「Tシャツフェア」開催

カワサキモータースジャパンは、6月27日~8月31日の期間、全国カワサキプラザでTシャツ・ポロシャツを2枚以上購入した客にノベルティをプレゼントする「Tシャツフェア」を開催する。久米繊維製のコットン100%オリジナルTシャツや、刺繍入り工場地図デザイン、UVカット・接触冷感機能付き素材など多彩なラインナップを展開。来場者は第一弾の特典としてオリジナルリストバンドを受け取ることができ、夏のライディングや街着にハマる一枚が揃う内容となっている。










HONDA×SHARES DESIGN×NEVERMINDのトリプルコラボTシャツが登場!夏を彩る“クルマとネコ”の癒しデザイン

ネバーマインドは2025年6月20日より、HONDA公式ライセンスのTシャツコレクションを発売開始した。デザインは人気スタジオ「SHARES DESIGN」が手がけ、N-BOXやT-360、3rdシビック、初代バモス、CBR1000RR-R、スーパーカブといったホンダの名車たちを、ネコと共にユニークかつリラックス感あふれるグラフィックで表現。各モデルとも白・グレーの2色展開、価格は税込5,390円。アウトドアや街中でも着こなしやすいリラックスシルエットで、クルマ好きをはじめネコ好き、ファッション感度の高い層にも刺さる仕上がり。NEVER MIND公式オンラインショップにて好評発売中。


















本格電動ミニバイク「EVEREST XING emove」、子どもも大人も楽しめる新機軸

PR TIMESスポーツの自動投稿によれば、Acalieは電動ミニバイク「EVEREST XING emove」を2025年6月16日にリリースした。子どもから大人まで楽しめるデザインで、本格的な走行性能を備えた一台となっている 。このモデルは従来の子供向け電動バイクの域を超え、快適な乗り心地や安定した走行、安全機能を重視して開発されたようだ。レジャーから通学・買い物まで幅広い用途に応えるポテンシャルを秘めており、ライダーの年齢やスキルに応じた楽しいモビリティ体験を提供する狙いが感じられる。今後の市場展開や価格、販売チャネルについては、Acalieの公式情報に注目したい。


















Ninja Team Green Cup第2戦が岡山国際で開催、白熱のZX-25Rワンメイクレース

カワサキ主催の「2025 Ninja Team Green Cup」第2戦が6月15日に岡山国際サーキットで開催され、29名がZX-25Rで参戦。経験に応じた2クラスに分かれ、競技初心者から上級者までが本格レースの楽しさを満喫した。クラス1では櫻井雅之が優勝、クラス2では岡田悠司がトップチェッカー。初参加者向けのサポートやフォトサービスも用意され、モータースポーツの敷居を下げるイベントとして注目を集めた。










前後ドラレコ搭載スマートモニターが期間限定特価で登場

MAXWINのGPS搭載スマートモニター『BDVR-C002C』が、Amazon限定で6月17日から23日まで特別価格16,800円で販売中。前後2カメラによるフルHD録画に加え、CarPlayとAndroid Autoに対応し、スマホ連携でナビや音楽再生も可能。IP65相当の防水性能や静電式タッチパネルも備え、あらゆるバイクに対応するマルチユース設計となっている。













glafitと武蔵精密工業、バングラデシュでEV二輪の普及に向け資本業務提携を締結

glafitと武蔵精密工業は、バングラデシュにおけるEV二輪の普及を目的とした資本業務提携を締結した。MoUはJETRO主催セミナーで調印され、BaaS型バッテリー交換システムとe-Axle技術を融合させたトータルソリューションを展開する。両社は今後、ダッカでの実証実験を経て、現地生産や雇用創出を含む持続可能な事業モデル構築を目指す。
石川県初のカワサキプラザが野々市市に誕生、2025年7月18日オープン決定

カワサキモータースジャパンは、石川県初となる正規取扱店舗「カワサキ プラザ石川」を2025年7月18日に野々市市にオープンすると発表した。兼六園などの観光地にほど近い立地で、全国展開するカワサキプラザネットワークにおける94店舗目となる。五感で楽しむ空間ときめ細かな接客で、安全・安心なバイクライフを地域に提供していく。