全天候仕様のヤマハNMAX125! 専用ルーフキット「SLR for NMAX」新登場

テイトモビリティが提案する新時代の屋根付きバイク

テイトモビリティサービス株式会社(東京都八王子市、代表取締役:老沼映輔)が、ヤマハNMAX125(2025年モデル)対応のルーフキット「SLR for NMAX」を2025年6月30日より販売開始した。屋根付きバイクという新しい移動の選択肢を提案してきた同社が手掛けるこのルーフキットは、雨や風、強い日差しを和らげるだけでなく、スタイリッシュで耐久性の高い仕様が魅力だ。通勤や業務、プライベートのツーリングまで多様なシーンで快適性を大きく向上させる新定番として注目される。

同社は1985年にスクーター用ルーフキットを開発して以来、宅配ピザ業界を皮切りに物流や医療、各種サービス業へと屋根付きスクーターを供給してきた実績を持つ。屋根付きバイクのパイオニアとして長年培ってきたノウハウを活かし、最新のユーザー需要に応える形でNMAX用キットを完成させた。

全天候型ルーフが叶える快適バイクライフ

「SLR for NMAX」は、後付け可能な高機能ルーフキット。装着すると全長2,000mm、全幅900mm、全高1,840mmとなり、しっかりと頭上と側面をカバーする。特筆すべきはUVカット性能で、スクリーンはUV-A95.8%、UV-B99.9%を遮断し、紫外線保護係数(UPF)でも世界基準の最高クラスを獲得している。これにより、ライダーの肌を紫外線から守りつつ日焼けの心配を大きく減らせる。

さらに強度面にも配慮し、軽量ながら超高剛性を誇るA7075アルミ合金フレームを採用。ルーフ部分は耐候性に優れた二層A.B.S.製で、スクリーンには傷つきにくい両面ハードコートポリカーボネートを使用している。雨や熱風、寒風までしっかりと遮る設計で、一年を通してライディングを快適に楽しめる。

デザイン性と実用性を両立、街に映えるスタイル

SLR for NMAXはただの実用品ではなく、NMAX本来のスタイリッシュさを損なわないデザイン性も大きな特徴だ。シャープで都会的なフォルムに合わせ、ルーフのシルエットやスクリーン幅550mmのバランスを調整し、後付けながら純正車体との一体感を演出している。キット単体の重量は約9.9kg、装着時でも差し引き実質重量は約9kgに抑えられ、取り回しに大きな影響を与えないのも魅力だ。

アクセサリー電源端子も備え、ナビやドラレコ、スマートフォン充電など拡張性が高いのもポイント。ルーフのある安心感に加え、ビジネスから趣味まで幅広い使い方を後押しする。

30年以上の技術を注いだ安心のクオリティ

テイトモビリティは旧帝都産業から分社化し、宅配バイク用ルーフやデリバリー関連用品の開発を通じて業界を支えてきた。SLR for NMAXは長年の実績で培った知見を注ぎ込み、デザイン・構造・素材すべてを見直して誕生した製品。雨の日の出勤や業務配達、炎天下の移動もストレスを感じにくくなり、移動そのものを快適で安全な時間に変えてくれる。

販売価格は28万500円(税込)で、取付はオートバイ専門業者による作業が推奨されている。発売以降すでに多方面から引き合いが寄せられており、今後はNMAXオーナーにとって「雨の日も安心して走れる」という新たな選択肢となりそうだ。

テイトモビリティサービスは、ギア用ルーフ「Brezza」、トリシティ用「SLR for Tricity」など豊富なラインナップを揃えており、今後もユーザーの声を取り入れながら快適で安全な移動を支える製品を開発し続けるとしている。詳細は同社ウェブサイト(https://teito-ms.co.jp)で確認可能だ。これからも“屋根付きバイク”が、新たな日常の足として定着していく流れに注目したい。

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