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配線不要で簡単取り付け、進化したライディング録画体験

タナックス株式会社は2025年7月25日、バイク用ポータブルドライブレコーダー「AKY-710S」を発売する。ハンドルやミラー周辺に手軽に装着できる小型軽量ボディながら、4K超高画質録画や夜間撮影、IP66防水防塵など、あらゆる走行シーンに対応する多彩な機能を搭載。面倒な電源配線工事が不要で、バイクライフに手軽さと安心をプラスする。
500万画素SONY STARVISセンサーと大口径レンズが描き出す圧巻の映像

AKY-710Sは、500万画素のSONY STARVIS IMX335センサーを採用。高感度・低ノイズ性能に優れ、昼夜問わずクリアな映像を残せる。さらにF値1.6の大口径レンズと、142度の超広角レンズを組み合わせることで、幅広い視野と光量を確保。HDR・WDR処理により、逆光や夜間、トンネルの出入り口など輝度差が大きい状況でも細部まで鮮明に記録可能だ。夜間走行においても従来機では見逃しがちだった対象を、はっきりと映し出す。
2K/55FPSの高フレームレート撮影も可能で、ナンバープレート認識性やLEDヘッドライト対策にも優れる。滑らかで歪みの少ない映像がライダーの安心を守る。
長時間録画と耐久性でツーリングを強力にサポート

AKY-710Sは1800mAhの大容量バッテリーを内蔵し、連続約5.5時間の録画が可能。ツーリングや業務用でも安心して使え、電源がない状況でも長時間の記録を実現する。付属の64GBマイクロSDカードにより、大容量データの保存にも対応し、容量がいっぱいになると自動で古い映像を上書きして常に最新映像を確保するループ録画機能を備える。
またIP66の防水防塵性能を備え、雨や泥、埃などバイク特有の過酷な環境下でも安定動作を保証する。突然の雨天走行でも心配無用だ。
さらにGセンサーを搭載し、衝突や転倒などを検知すると録画データを自動的にロックし、重要なシーンが上書きされるのを防ぐ。ライダーが気付かぬうちに事故映像を失うリスクを低減する。
豊富な同梱アクセサリーで多様な車両に対応

本製品は多彩なマウント類を同梱し、ハンドル取付マウントや曲面マウント、バックミラープラケットなど、あらゆる車両・取り付け箇所に柔軟に対応する。盗難防止アダプターやリセットピン、防水充電ケーブルなど細かな付属品まで充実しており、購入後すぐに装着・運用が可能。防水USBケーブルで簡単に充電やデータ取り出しも行える。
本体は約101gと軽量で、サイズも35×38×88mmとコンパクト。ライディング中も車体への負担が少なく、バランスを崩しにくい。税込1万4850円という価格設定も高性能モデルとしては抑えられており、コストパフォーマンスに優れた選択肢だ。
AKY-710Sは、高精細な映像で“万一”を記録しつつ、ライディングの思い出を残す楽しみも広げる。ツーリングを趣味とするユーザーはもちろん、日々の通勤や配送を担うプロフェッショナルにも心強いパートナーとなるだろう。これからのバイク用ドライブレコーダーの新たなスタンダードとして、注目を集めそうだ。
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