スーパーカブ110の124ccボアアップ仕様には、日本車にはない魅力が沢山ありました。|スーパーカブtypeX

ご覧の通り、少し趣の異なるスーパーカブに試乗した。写真からわかる通りダブルシートの採用が特徴。国内仕様とは異なる乗用タイプのスタイリング。果たしてその正体は如何に!?

REPORT●近田 茂(CHIKATA Shigeru)
PHOTO●山田俊輔(YAMADA Shunsuke)
取材協力●株式会社 シルバーバック https://silverback-mc.co.jp/

ディテール解説

ホンダ・スーパーカブ110

シリンダーヘッドに注目するとC125と同じに見えるが、クランクケース周辺にメッキの化粧部品は無い。エキゾーストパイプはブラックアウトされている。

ホンダ・スーパーカブ110

ハンドルカバーの中央に組み込まれたシンプルなスピードメーターは140km/hスケールのアナログ式。下部に液晶表示も備え、オドやトリップと燃料計をデジタル表示。ギヤポジションインジケーターも備える。

ホンダ・スーパーカブ110
超ロングデザインのフラットなダブルシートが採用されている。座面上面の実測長は690mm。
ホンダ・スーパーカブ110
シートはフロントヒンジで開閉できる。ヒンジ付近の両脇にヘルメットホルダーを装備。タンク容量は4.2L。
ホンダ・スーパーカブ110

黒い細パイプで作られたスチール製のフロントキャリアが標準装備されている。

主要諸元

スーパーカブ typeX

全長(mm):1,876
全幅(mm):698
全高(mm):1,042
軸距(mm):1,224
最低地上高(mm):- (※:132)
シート高(mm):744
車両重量(kg):98
乗車定員(人):2

燃料消費率(km/L):-
WMTCモード値(km/L):-
最小回転半径(m):2.0

エンジン種類:空冷4ストロークOHC単気筒
総排気量(cm³):123.9
内径×行程(mm):50.0 × 63.1
圧縮比:-
最高出力(kW[PS]/rpm):-
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm):-
燃料供給装置形式:電子式〈電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)〉
始動方式:セルフ式(キック式併設)
点火装置形式:フルトランジスタ式バッテリー点火
潤滑方式:圧送飛沫併用式
燃料タンク容量(L):4.2
クラッチ形式:湿式多板ダイヤフラムスプリング式
変速機形式:常時噛合式4段リターン(停車時ロータリー)
変速比:
  1速  -
  2速  -
  3速  -
  4速  -
減速比(1次 / 2次):- / -
キャスター角(度):- (※:26°15′)
トレール量(mm):- (※:72)
タイヤ(前/後):70/90-17M/C 38P / 80/90-17M/C 50P
ブレーキ形式(前/後):ドラム式(リーディング・トレーリング)/ ドラム(リーディング・トレーリング)
懸架方式(前/後):テレスコピック式 / スイングアーム式
フレーム形式:アンダーボーン

製造国:タイ

注釈:※:はスーパーカブ(タイ仕様)の数値

試乗後の一言!

ホンダ・スーパーカブ110

お買い得感有り! 正直、欲しくなりました。

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著者プロフィール

近田 茂 近影

近田 茂

1953年東京生まれ。1976年日本大学法学部卒業、株式会社三栄書房(現・三栄)に入社しモト・ライダー誌の…