【体験記】スポーツライディングの基礎を学ぶのにオススメです|クシタニ ライディングミーティングトレーニングセッション

「いつものツーリングではない、サーキットを走ってみたい」
そう思うライダーは少なくないはず。インターネットで調べると走行会はあるものの「サーキットの走り方・スポーツライディングの基本」をまずは知りたい。そう思ったことありませんか? このトレーニングセッションはそういう方にぴったり!なサーキットイベントです。

あいにく、当日は雨。
前日の予報ではお昼ごろには好転するはずが、ずーっと雨な一日でした。

このスクールのメインインストラクターは佐川健太郎氏(写真左)。「ケニー佐川」の愛称で親しまれるモータージャーナリスト兼ライディングインストラクター。MFJ公認インストラクターでもあり、様々なライディングレッスンの講師を担当。実践的で丁寧な指導はライダーへ安心で安全なサーキットデビューを提供しています。

ブリーフィングに参加し、注意事項などをチェック

ブリーフィングで注意事項をお知らせ
筑波サーキットの方からフラッグの意味を教わります。
フラッグはどこのサーキットも共通。しっかり覚えておきましょう。

サーキット走行で大切なのはブリーフィングで内容をしっかりと理解することです。
注意事項はもちろんですが、当日急遽変更になったことがある場合、ここでお知らせがあったりもします。


司会進行のREIさんが全国のサーキットに出向いてMCをした際、サーキットの方から聞いたそうなのですが。
最近は新たにバイクに乗るようになったライダーやリターンライダーが増え、サーキットを走る人が増えてきたそう。
そんななか『サーキットのルール』を知らず、危ない走行をしてしまう人も増加しているのが現状のようです。
サーキットごとにローカルルールもあります。以前聞いたから、とは思わずに、復習も兼ねてブリーフィングは聞きたいですね。

フォームをチェックしよう

このトレーニングの目玉のひとつが、走行前に行われる「フォームチェック」です。
ブレーキングからコーナーに入る流れのフォームをあらかじめ確認。それからコース走行に入ります。

モデルはポッキー前田さん。ポッキーの意味はお会いしたときに聞いてみてください(笑)
自分のバイクで確認。しっかり目線を行きたい方向に向ける!

いよいよ走行時間に。しかし雨が…

そうこうしているうちに、どしゃ降りの雨ーー!
レーシングスーツ着用のトレーニングクラスが走行中に、急に雨が強くなりました。
あまりに強いので危険を回避、急遽ピットインして座学に切り替えです。


もともとスケジュールに座学は設定されています。
雨に阻まれたため、座学の時間を多く取っていつもよりより突っ込んだ内容のレクチャーもあったようです。
コースのどこを走ったらいいか?
道幅が広くスピードを競うのがサーキット。
どういうライン(コースのどこを走るか)を取ればスムーズに速く走れるのか、そういったことも教えてもらいます。

コースのあちこちで水たまりが発生ww

私は数年ぶりのサーキット、しかも雨ということでテキスタイル装備で走行可能な「体験クラス」で参加にしました。
いよいよコースインですが、緊張していて顔が硬いです(笑)

カッパが必要なほど雨が強いです(汗)
万が一のためにhit-airエアバッグベストを装着
どしゃ降りの最終コーナーは怖い!!
別名「おいでおいでレクチャー」

緊張でちょっと固くなっている私を見かねて、サブトレーナーのアルパカ平山さんが、コースから外れたところでフォームのレクチャーをしてくれました。

走りながら走行を見てくれて、その場でレクチャーをしてくれる。その場で改善点がわかるので、すぐにそのあとの走行に活かすことができます。



アルパカ先生の熱血指導

ピットに戻ってきてから再びフォームの確認です。
バイクにまたがった状態で、体の各所を曲がるときの正しいフォームに修正!
キッツい!
当然ですが、走っていれば遠心力が働いているため楽なはずのフォームなのですが、確認中は止まっているためバイクにぶら下がるみたいな状態に(笑)
しかしこれができれば、雨でも安全に曲がれるようになるのです!
平山さんのこのフォームチェックは「お触りレッスン」と自称されています。
なんでかというと、言葉でいうだけでは伝わらないことが多いので、「ここをこっちに向けて、ここに力を入れる」というようなことをライダーに触れながら伝えるため。このレクチャーのおかげで、いままで自分がいかにスポーツ向きじゃないフォームを取っていたんだな…と実感です。

両足もチェック。ステップにどこをどう置くか?で曲がり方が変わる
もう一台の愛車BMW F700GSを取りまわす際のクセが出ていた模様。そこをCBR250Rでのサーキットラン向けに修正書き換え

今回はご厚意に甘えて、トレーニングクラス(要レーシングスーツ着用)でも走行させていただけることになりました。
前半でフォームを叩き込んでおいたため、雨でも水たまりがあっても、スムーズに曲がってくれるCBR!

最終コーナー。コーナー先のホームストレートを目指します

実は筑波サーキットコース1000は過去に何度か走ったことがあります。
しかしそのときは「怖い」ばかりでぜんっぜん楽しむことができなかったんです。
今回は正しいフォームを手に入れることができたため、狙ったラインとクリップを走ることができて、最終コーナーはもちろん、苦手だったヘアピンもすんなり曲がれるようになりました。次の課題はストレートでもっと伏せること!


初めて、サーキットが楽しい!と思えた


フォームを叩き込んでくれたアルパカ平山さん

20分の走行があっという間でした。
以前は20分の間ずっと、早く終わってー!と思うほど怖かったんですよね。先にピットインしちゃえばいいのですが、それすら怖かった。
今回初めてサーキットが楽しい!と思える走行をすることができました!


他の参加者さんたちも楽しそうでした。
とにかく雨の一日でしたが、雨だからこそ練習できることもあるんです。
ツーリングに出ると、突然の雨ということもゼロではありません。そんなときに雨のサーキットでの走行経験が活きますよね。
いろいろな経験を同じ場所で何度も試せるのもサーキット走行の良いところです。

ずっと雨でしたけど(苦笑)

バイクメーカーの出展もあります

バイクメーカーの出展もありました。気になるバイクがある人もいるのではないでしょうか。
本来ならば試乗ができる車両もあったようですが、この雨。残念ながら1台も出ることはなかった……

MV Agsta
アプリリア
モータリストファクトリーからはFANTIC CABALLERO Scrambler
ブリヂストン

ブリヂストンさんのブースではタイヤの空気圧チェックが受けられます。もちろん他メーカーのタイヤも可。

走行前に少し空気圧を落としてもらいました。
(標準指定空気圧から0.2kPaダウン)
走行が終わったあとは、帰る前に通常値に戻すことをお忘れなく!


左から、REIさん、ポッキー前田さん、佐川健太郎さん、NANA-KO、アルパカ平山さん

次回は来年!
サーキットデビューしてみたい、より安全にサーキットを走れるようになりたい、もっと自分のバイクと仲良くなりたい
そんなあなた!
このライディングトレーニングセッションに参加してはいかがでしょうか!

KUSHITANI RIDING MEETING TRAINING SESSION
https://www.kushitani.co.jp/news/krm/1000/index.html
(レーシングスーツなどクシタニのレンタルもあります。事前登録と申し込みが必要です)

まずは「走ってみたい!」そんな気持ちと一緒にサーキットへ来てみませんか?

著者プロフィール

NANA-KO 近影

NANA-KO