簡易タイプのバイク用ガレージなのに風速30m/sで耐風試験を実施済!|デイトナ MC HOUSE

大型バイクも余裕で収納できる、デイトナから発売のバイク専用のテントガレージ「MC HOUSE」が今、注目を集めている。このガレージは簡易車庫ながら、板厚約1.7mmパイプを採用し、金属フレームをボルトで連結することで強度を確保。防風警報級の風速30m/sまでの耐風試験を実施しているのもポイントだ。約1700mm幅と、約1300mm幅の2種類をラインナップ。

デイトナ 簡易ガレージ MC HOUSE……MCハウス 1700(約1700mm幅・車体2台分)5万5000円(消費税10%税込)

MCハウス 1700(車体2台分)。全幅は約1700mm。

MCハウス 1700(車体2台分)
・幅1700×高さ2200×奥行2600(mm)
・開口部:幅1220×高さ1700(mm)
・梱包サイズ:1720×320×150(mm)
・重さ:45kg
・商品番号:17688
・価格:5万5000円(消費税10%税込)

開口部の高さは1700mm。入り口部分には地面にパイプがないので、ラクラク出し入れ可能。

デイトナ 簡易ガレージ MC HOUSE…… MCハウス 1300(約1300mm幅・車体1台分)4万4000円(消費税10%税込)

MCハウス 1300(車体1台分)。全幅は約1300mm。

MCハウス 1300(車体1台分)
・幅1300×高さ2200×奥行2600(mm)
・開口部:幅1040×高さ1700(mm)
・梱包サイズ:1720×320×150(mm)
・重さ:42.5kg
・商品番号:17689
・価格:4万4000円(消費税10%税込)

開口部の高さは1700mm。入り口部分には地面にパイプがないので、ラクラク出し入れ可能。
簡易ガレージ内の使い方は自由自在。バイク1台なら、テントの中で簡単なメンテナンスを行うことも可能。
市販のタープポールを使えば、入り口部分の幕をタープとして使用可能。

 バイクカバーを掛けるのは面倒だけれど、専用ガレージを持つほどの予算はない。でも、やっぱり専用ガレージが欲しい……。そんなバイクユーザーのために生まれたのが、デイトナから発売されたテント風のバイク保管用簡易ガレージ「MC HOUSE ※特許出願中」。

 大型バイクにも対応するこの簡易ガレージは、奥行2600mmで、スズキ隼やホンダCB1300などのビッグバイクも余裕で収納できるサイズを確保。MC HOUSEは簡易ガレージながら、風速30m/sまでの耐風試験を実施。また、

・板厚約1.7mmのパイプを採用
・金属フレームをボルトで連結することで、強度を確保
・付属のペグを使い、地面と固定
・左右4カ所に、ロープを固定できる補強用ホールを採用
・室内部4カ所で、フレームと幌を固定
・面ファスナーで固定することで、幌のバタつきを抑制

 するなど、強固な細部の作りが大きなポイントだ。

 幌は室内4か所の面ファスナーと、裾部分のゴムリングでしっかり固定OK。幌の外側には、風飛び防止用ロープの固定リングを装備。また、左右の窓と前後にはベンチレーションを設置し、地面からパイプを持ち上げたフレーム構造で湿気を逃しやすくしているのがポイント。スカート形状の裾は、砂やほこりなどの侵入を防ぐ設計。開閉部は南京錠の使用が可能だ。

【素材】
・フレーム:鉄
・幌:100%ポリエステル+裏地PUコーティング
・固定用ひも:ゴム

開閉部は南京錠の使用が可能。
スカート形状の裾は、砂やほこりなどの侵入を防止。
※注:アンカーボルトは付属していません。

 フレームはΦ22、1.7mm厚の肉厚を採用。連結部はボルト固定とプッシュボタン固定を組み合わせ、強度と組み立ての簡易性を両立。連結部の穴を利用して筋交による補強が可能。また、抜けにくく、風に強いねじ込み式アンカー(土、砂用)を付属。脚部には地面がコンクリートの場合などに使用する、12mmオールアンカーに対応している。

出入口は南京錠での施錠が可能。防犯性も良好

 MC HOUSEは、左右に開閉可能な窓、前後にエアベンチレーションを採用し、ガレージ内を快適に保つのが特徴。また、幌下部をスカート状にすることで、湿気が籠らないように設計されている。

 間口の高さは、約1700mmに設定されており、ストレスなくバイクの収納OK。また、開口部はロールアップして固定が可能。開口部のファスナーは、全開時にファスナーフォルダーで隠せる仕様となっている。

スカート形状の裾は、砂やほこりなどの侵入を防止。開閉部は南京錠の使用が可能。

 出入口の地面にはパイプを省くことで、段差による転倒を抑制。防犯性の向上を目指し、出入口は南京錠での施錠も可能。加えて市販のポールを固定すれば、タープとしても利用OKだ。

 MC HOUSEは全幅約1700mmと、全幅約1300mmの2タイプをスタンバイ。全幅約1700mmタイプは大型バイク+中型バイクの2台が保管可能。全幅約1300mmタイプは、大型バイクが1台、もしくは中型バイク1台+ミニバイク1台が保管可能だ。

写真左がMCハウス 1300(車体1台分)、写真右がMCハウス 1700(車体2台分)。

2600mmの奥行きにより、ビッグバイクも余裕で収納可能。

・オフィシャルサイト:
https://webmagazine.daytona.co.jp/products/26631/

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