色が!グラフィックが!おじさん好み! ヤマハ新型XSR900がお披露目|大阪モーターサイクルショー2022

大阪モーターサイクルショー2022のヤマハブースでは、昨年11月のEICMA2021(ミラノ国際モーターサイクルショー)で発表された新型車をズラリと日本初披露! 市販予定車の中から、発売時期の早い順で見ていくことにしよう。

PHOTO/REPORT●川島秀俊

新型XSR900

1980年代のソノート・ヤマハを連想させる、美しいブルーの新型XSR900。クールなブラック系も用意される。前モデルを踏襲するというより、ヤマハの歴史を次世代に残すために進化した。

 まず、今年の春以降に発売予定となっているのが、新型のXSR900だ。兄弟モデルのMT-09がフルモデルチェンジしたのを受け、ネオレトロ仕様のこちらも刷新されることになる。メインフレームとエンジンはMT-09と共通だが、スイングアームはトレーサー9GTと同じロングタイプでホイールベースを延長。専用セッティングのサスペンションは大きなアールのコーナーを得意とする安定志向で、落ち着いた操安性に仕上げられる。デザインは1980年代のレーサーをイメージし、水平基調の落ち着いた雰囲気へブラッシュアップ。跨っても、停めていても、絵になる存在感だ。

TMAX560 Tech MAX

フルモデルチェンジとなるTMAX560 Tech MAX。
よりコンパクトかつスポーティな味付けは、初代の設計思想へ原点回帰するコンセプトといえる。

 今年の夏以降に発売予定のTMAX560TechMAXもフルモデルチェンジとなる車両。原点回帰で車体はよりコンパクトかつスポーティな仕上げとなり、ホイールは軽量・高剛性なスピンフォージドホイールを採用する。メーターは大型7インチTFTカラー液晶にコネクティング機能を組み合わせて多機能化。NMAXで好評な「Y-Connect」を発展させ、スマホにインストールした専用ナビアプリをメーター画面に表示することもできる。すべてが刷新されたクールな外観と合わせ、次世代ビッグスクーターのベンチマークになることだろう。

新型TMAXには、7インチの大型カラー液晶モニターがメーターとして装備される。スマホと連携してナビ画面も表示でき、左スイッチボックスのジョイスティックで直感的な操作が可能だ。

MT-10

新たな排ガス規制(ユーロ5/平成32年規制)への対応を兼ね、ビッグマイナーチェンジを今秋に控えたMT-10。規制を受けても出力を向上させ、フラッグシップとしてのパフォーマンスをアピールする。

 発売予定が今年の秋以降となるMT-10は、イメージが大幅変更となるビッグマイナーチェンジだ。最新の排ガス規制に対応しつつも、しっかり出力の向上も盛り込んでいる。新型では全グレードがカラー液晶メーターとなり、クルーズコントロールシステムも標準化。新たに自分で設定できるスピードリミッター機能も加わり、不用意な速度超過を未然に防止できる。エアクリーナーボックスの吸気音を音響解析し、官能的なサウンドへとチューニングしているのも注目すべきポイントだ。

E01

固定式の大型バッテリーを搭載するE01は、NMAXと同じ車格で設計された電動スクーター。満充電にて定速60km/h走行すれば104kmの航続が可能だ。実証実験のため、7~9月にリースのみ実施される。
0→90%の急速充電時間は60分未満で、これが実用的かどうかは実証実験にてリサーチされる。一般ユーザーもリース可能なので、興味がある人は5月に専用WEBページから申し込もう。

 最後に、市販予定車ではないが、身近なトピックとなるのが電動スクーターのE01。原付二種のAT免許で乗れる電動スクーターが、実証実験のために今年7月から9月までリースすることができる。これは世界6カ国で実施される取り組みだが、一般ユーザーへリースされるのは日本のみ! 満充電で約100km走行可能な大容量バッテリー搭載車がどれほど実用的か? カーボンニュートラル実現に向け、可能性の一部を体感できるチャンスだ。申し込みの受付は、専用WEBページで5月から実施される。

著者プロフィール

MotorFan編集部 近影

MotorFan編集部