人気の空冷単気筒に新型モデルが登場! ロイヤルエンフィールド、Scram 411(スクラム・ヨンイチイチ)

中型モーターサイクル・セグメントのグローバルリーダーであるロイヤルエンフィールドは、ブランド初のアーバン・スクランブラー『Scram 411(スクラム・ヨンイチイチ)』を日本で発売する。
ロイヤルエンフィールド・Scram 411
ロイヤルエンフィールド・Scram 411

ロイヤルエンフィールド・Scram411……815,100円~(消費税10%を含む)

ロイヤルエンフィールド・Scram 411
ロイヤルエンフィールド・Scram 411/グラファイト・イエロー
ロイヤルエンフィールド・Scram 411
ロイヤルエンフィールド・Scram 411/グラファイト・レッド
ロイヤルエンフィールド・Scram 411
ロイヤルエンフィールド・Scram 411/グラファイト・ブルー
ロイヤルエンフィールド・Scram 411
ロイヤルエンフィールド・Scram 411/スカイライン・ブルー
ロイヤルエンフィールド・Scram 411
ロイヤルエンフィールド・Scram 411/ブレイジングブラック
ロイヤルエンフィールド・Scram 411
ロイヤルエンフィールド・Scram 411/ホワイト・フレーム
ロイヤルエンフィールド・Scram 411
ロイヤルエンフィールド・Scram 411/シルバー・スピリット

特長

  • アドベンチャーモデルのDNAとスクランブラーの雰囲気を併せ持つアーバン・スクランブラー
  • 街乗りや週末のライディングのパートナーになる新カテゴリー モデル
  • 2022年11月1日より全国の正規販売店で予約受付開始

 ロイヤルエンフィールドは『Scram 411』により、スポーティかつマルチなライディングが楽しめる、高性能なストリートスクランブラーという新たなカテゴリーを創り出した。
 ロイヤルエンフィールドが「Himalayan(ヒマラヤ)」でも採用した実績ある LS-410 エンジンプラットフォームと、フレームのスペシャリストである英国ハリスパフォーマンス社が開発したシャシーをベースとした『Scram 411』は、市街地での軽快なパフォーマンスと、ラフロードでの高い走破性を兼ね備え、日本国内の多様な道路環境にも完全にフィット。
 『Scram 411』はロイヤルエンフィールドが常に追求している、あらゆる冒険の完璧なパートナーとなるモーターサイクルを作るという姿勢を受け継いでいる。その代表的なモデルが、ブランド初のアドベンチャーモデル「Himalayan」だ。
 『Scram 411』はその「Himalayan」をベースとすることで、真のアドベンチャーDNA を内包しながら、軽快なスクランブラースタイルを併せ持った新しいタイプのモーターサイクルだ。

アジア太平洋市場担当事業責任者 Anuj Dua(アヌージ・ドゥア)のコメント

「Scram 411は幅広い道路環境に適応しています。ほとんどのスクランブラータイプのモーターサイクルは、スタイリングに重点を置いています。しかし我々が Scram 411の開発に着手したとき、デザインと目的が明確で、都市部でも悪路でも走破性が高いモーターサイクルを作ろうと決心しました。
 個性的なデザイン、遊び心のあるカラーリング、親しみやすいライディングポジションにより、Scram 411は究極のアーバン・スクランブラーとなりました。
 アジア太平洋地域において、アドベンチャーセグメントは急速に成長しているセグメントであり、そのなかで Scram411は、あらゆるキャリアやスタイルを持つライダーにとっても、素晴らしい相棒になると確信しています。日本では、交通量の多い都市部でも俊敏で扱いやすい都市型モーターサイクルに大きな将来性があると考えています。そのなかでScram 411は完璧な選択肢になるでしょう」

エンジン周辺

 Scram 411は、フューエルインジェクションを採用した排気量411ccの空冷単気筒SOHC 4ストロークエンジンを搭載。最高出力24.3bhp/6500rpm、最大トルク32Nm/4000-4500rpmを発揮する。あらゆるキャリアのライダーにとっても扱いやすいエンジンの出力特性により、都市部での移動を快適にし、オフロードにも容易に挑戦することが可能だ。
 いまではマイノリティとなった排気量400cc以上の空冷エンジンだが、厳格なユーロ 5規制もクリアし、環境性能にも優れた空冷エンジンでもある。
 フロントフォークには直径41mm、ストローク量190mmの正立式テレスコピックサスペンションを、リアにはストローク量180mmのリンク式モノクロスサスペンションを標準装備。前後ブレーキにデュアルチャンネルABSを採用するとともに、クラス最高峰200mmという最低地上高を確保することで、オフロードにおける高い走破性を実現した。
 決して良好とは言えない、変化に富んだ都市部の路面環境にも対応。良好な足つき性と合わせ、ライダーに快適さとともに安心感を提供することで、Scram 411をライディングする楽しさを最大化した。ホイールサイズは、フロント19インチ/リア17インチを採用した。
 ベースモデルであるHimalayanがオフロードでの走破性を最大限に高めるためにフロント21インチホイールを採用していることに対し、Scram 411ではフロントを19インチにすることで、舗装路での走行性能と、オフロードでの走破性を高い次元で両立させている。フロントのホイールサイズを変更したことにより車体姿勢が変化させたことも、オンロードとオフロードの高次元のバランスを実現した要因でもある。
 Scram 411のシートは、長時間の走行でもライダーが快適に過ごせるように設計した。
 都会的なスタイリングを反映した新しい一体型シートは、ライダーとパッセンジャーにとって、都市部の移動や長時間走行するツーリング、また路面コンディションが悪い場所での走行においても、変わらぬ快適性を提供する。またホイールサイズやシート形状を変更したことによりシート高を改善。足つき性も向上させた。 
 Scram 411のライディングポジションは、人間工学に基づいて設計している。ライダーがシートに座り手を伸ばすと、自然な位置にあるハンドルバーは、ライダーの集中力を高めながら、リラックスしたライディングポジションを造り上げている。またライダーがステップの上に立つスタンディングポジションも考慮し、燃料タンクのニーグリップ部形状を設計している。

3タイプ・7つのカラーバリエーション

 Scram 411は、スケートボードなどのストリートカルチャーや、東京やニューデリーなどで活発なナイトカルチャーからインスピレーションを得たカラーリングをデザイン。3タイプ合計7つのカラーバリエーションをラインナップした。
 グラファイトイエロー、グラファイトレッド、グラファイトブルーのカラーネームを採用するScram 411は、側面に411のグラフィックをデザインしたグレーの燃料タンクに、カラーネームと同色のタンクバッジをコーディネイト。車体色に合わせたサイドパネルロゴとホイールリムテープもデザインした。スカイラインブルー、ブレイジングブラックは、ロイヤルエンフィールド・ブランドを象徴するカラーを燃料タンクにストライプでデザインした。最上位モデルのホワイトフレーム、シルバースピリットは、それぞれのタンクカラーをユニークで楽しいグラフィックとともにデザインした。
 Scram 411には、オーナーのライフスタイルや走行フィールドに合わせて、快適性、車体のプロテクション性能、スタイルを向上させる19種類のモーターサイクル用純正アクセサリーを用意している。それらのアイテムたちは車両開発と同時に設計および開発した。またアパレルとライディングギアは、スタイリッシュで機能的だ。
 未舗装路を探索するときにも、街中を疾走するときにも、美しく機能する。ライフスタイル・アパレルは、鮮やかな色彩と個性的なグラフィックを駆使して、Scram 411のライフスタイルを表現している。またロイヤルエンフィールド正規販売店で販売されるScram 411には、3年間のメーカー保証が付帯している。純正アクセサリーも装着後3年間の保証が付帯する。

発売日と価格

 予約と試乗は2022年11月1日より全国のロイヤルエンフィールド正規販売店で開始する。メーカー希望小売価格は、Base(グラファイト・イエロー、グラファイト・レッド、グラファイト・ブルー)が 815,100円、Mid (スカイライン・ブルー、ブレイジング・ブラック)が 821,700円、Premium(ホワイト・フレーム、シルバー・スピリット)が 829,400円となっている。

著者プロフィール

由野 歓子 近影

由野 歓子

1964年東京生まれ。短大卒業後、外資系生命保険会社に就職。
20代でバイクに出会いその爽快感に魅了され…