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2020モーターファンテックエキスポ:SMTジャパン SMTジャパン:変速機開発工数を6割減、高効率で正確な開発を実現する「MASTA」

  • 2020/05/27
  • Motor Fan illustrated編集部
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SMTのトランスミッション開発ソフトウェア「MASTA」は、直感的なユーザーインターフェースで使い易く、緻密な解析モデリングと高速解析で、世界中の著名なOEMが採用し、特にNVH(ノイズ、バイブレーション、ハーシュネス)解析に強みを持っており、実機テストデータと極めて近い高い相関精度が得られます。特に電動パワートレーンにおいては強大トルクの瞬時の負荷入力・高速化・ギヤノイズ解析の設計ツールとして必須のツールと言えます。MASTAは開発工数を60%以上削減が可能で、モデルベース開発の根幹となります。

□ 安全
□ 環境・エネルギー・資源
■ エンジン・トランスミッション
■ EV/HVシステム
■ 実験・計測・車両開発・生産・製造
□ 情報・通信・エレクトロニクス
□ その他

 自動車用トランスミッションの開発は、高効率・軽量化・小型化・電動化といった時代変化の中で、多様化しています。その中でも基礎技術であるギヤの噛み合いに起因する機械的現象の最適設計はCAEシミュレーションに大きく依存しています。

「MASTA」はスクリプティング機能により、お客様は独自のソフトウェアコードを記述して解析を統合でき、カスタム計算を追加したり、カスタムレポートを作成したり、他のソフトウェアツール(社内ソフトウェアやJMAG/MotorCADなどの電動モーター設計ソフトウェア)との協調シミュレーションができます。これは、トランスミッション、ドライブライン、電動パワートレーンの設計プロセスで多くの異なるソフトウェアツールを使用する企業にとって非常にパワフルです。これにより、エンジニアは自分に合った新しい手法でソフトウェアを使用し、ほぼ無制限にソフトウェアの機能を拡張できます。

 エンジニアはMASTAを自由に使いこなし、車両全体の性能から割り当てられた目標に向けて、耐久性、音振レベル、パッケージ、効率、コストを最適化する設計に向けて、レイアウトと位相幾何学から、ベアリングの選択、ハウジングの設計要素まで、複数のモデルバリエーションを含むバッチ処理で素早くデザインスペースを探索できます。すなわちエンジニアが設計目標の要件を達成するのみならず、デザインスペースの中で潜在的な複数の可能性のあるデザイン案(これは数千にも及ぶ可能性があるのですが)を最速の自動化プロセスで最良案を獲得することができるのです。これによりエンジニアは設計開発すべき全体像を把握しつつ、最善のソリューションを選択できるのです。

 MASTAを取り込む事によりモデルベース開発を効果的に加速でき、製品設計のみならず製造設計も可能になります。ホビング、シェービング、熱処理、加工公差などにおいてもMASTAは力強い設計ツールです。

お問い合わせ先:営業企画・安田 誠
makoto.yasuda@smartmt.com