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2020モーターファンテックエキスポ:ヴィテスコ・テクノロジーズ・ジャパン ヴィテスコ・テクノロジーズ・ジャパン:1社単独で電動化ソリューションを統合的に提供

  • 2020/05/28
  • Motor Fan illustrated編集部
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xEV向け三位一体型eAxle EMR3

ヴィテスコ・テクノロジーズは、コンチネンタルのパワートレイン部門が2019年1月にコンチネンタルから独立した企業で、同年10月より新名称の下で事業運営を開始いたしました。「ヴィテスコ(Vitesco)」はラテン語で命や生活を表す「vita」から取られ、エネルギー、スピード俊敏性を表し、その後に続く「テクノロジーズ(Technologies)」は、持続可能なモビリティに向け、革新的で先駆的な技術、システム、サービスの提供者であることを表現しており、クリーンドライブ技術分野のリーダーシップを主張しています。その戦略的フォーカスは、よりクリーンでサステイナブルなモビリティを実現するパワートレインの電動化で、持続可能なモビリティに向けた最先端のパワートレイン技術を開発、製造します。

□ 安全
■ 環境・エネルギー・資源
■ エンジン・トランスミッション
■ EV/HVシステム
□ 実験・計測・車両開発・生産・製造
□ 情報・通信・エレクトロニクス
□ その他

 ヴィテスコ・テクノロジーズは、現時点で1社単独で電動化ソリューションを統合的に提供できる数少ない企業です。2019年から量産開始した最小最軽量(2020年5月時点自社調べ)の三位一体型eAxle EMR3をはじめ、マイルドハイブリッドのあらゆる配置構成に搭載可能な小型・軽量化されたインバータ内蔵ドライブユニットラインナップ、バッテリ充電に必要な機能を1つに統合したHV-BOX、世界で初めて量産化した電気加熱式触媒EHCなど、高電圧から48Vまでの電動化ソリューションを提供します

xEV向け三位一体型eAxle EMR3

 弊社第3世代にあたるインバータ、モータ、減速機を高度に統合した高電圧アクスルドライブユニットEMR3は従来機種と比べ20%の小型・軽量化、40%の低コスト化を実現しました。減速機には電動パーキングロックを搭載。現在、更なる小型化・低コスト化に向け次世代機種を開発中です。

コンパクト設計の48Vインバータ内蔵ドライブユニット

 48Vマイルドハイブリッドの配置構成P0~P4まで搭載可能なインバータ内蔵ドライブユニットをラインアップ。P0対応ベルト駆動スタータ・ジェネレータは水冷・空冷仕様を用意し幅広い出力域を網羅しています。P2・P3対応としてトランスミッションに内蔵可能なドライブユニットや減速機も一体化させたP4対応アクスルドライブユニットも開発中です。DCDCコンバータ、バッテリシステムも揃え、効率の高い48Vマイルドハイブリッドシステムの構築を可能としています。

各国の充電規格に適合HV-Box(ハイボルテージ・ボックス)

 従来単体で車載されていたOBC(オンボード・チャージャー)、 ジャンクションボックス、DCDCコンバータなどの複数の機能をフレキシブルに統合する事が可能。充電電力7.2kW~22kW、ガルバニック絶縁を考慮した回路構成、双方向型DCDCコンバータ(400V-12V)の機能を備えています。

世界初 電気加熱式触媒EHC

 ユーロ7に代表される次世代排気ガス規制に向け、EHCを加熱することで触媒活性を早めNOxを低減、その電力も回生エネルギーを使用することでCO2削減も可能となりました。欧州自動車メーカーから48Vハイブリッド バン2車種向けの大量受注を獲得し、2022年後半から量産を予定しています。48Vマイルドハイブリッドのみならず、専用のDCDCコンバータとの組合せで高電圧フルハイブリッド及びプラグインハイブリッドにも適応可能です。

https://www.vitesco-technologies.com/en/

お問い合わせ先:ヴィテスコ・テクノロジーズ・ジャパン(株)金城
michiyo.kinjo@continental-corporation.com