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東京オートサロン2018
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気が遠くなる作業…叩いて作ったアルミ製エアロのミニクーパー!【東京オートサロン2018】

  • 2018/01/12
  • Dee’s Club
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この空でも飛ぶんじゃないかって見た目のクルマはミニクーパー。製作したのは日本自動車大学校(NATS)の学生。近未来を意識したクルマがテーマということでフェンダーを銀色に塗り分けてそれっぽく…ではなく、この銀色の部分がすべてアルミでできてるんです!

この立体的なアルミのフェンダーがもとは1枚の板だったって信じられます? 普通こういう曲面の板金ってFRPでカタチを作ったあとは、パテを塗って削ってでなんども微調整を加えられるもんなんです。だけど、これは伸びやすいアルミを使っているから、できる加工はすべて叩くのみ。しかも、叩くのをやりすぎると決してもとに戻らない!このキレイな曲線が仕上がるまで、なんども失敗を繰り返してアルミ板をダメにしたそうです。


ルーフもアルミを叩いて成形。ボディカラーに塗っていないところはクリアだけを塗って錆びないようにコーティングして、あえてヘアラインを魅せてありました。

リヤフェンダーの形状は真横から見ると「S」の文字に。ベースに使ったハッチバックのクーパーSにちなんだ洒落なんだとか。

内装もすべて張り替えてあって、使った革の長さは30メートル近くになったと話してました。

トランクを開けるとエアサスが登場! NATSの製作車両はその後車検をとって公道を走らせることもあるので、この低さだと必須パーツみたいですね。