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最古のベントレーを支えたダンロップ〈Bentley 3LitreとDunlopタイヤ〉【東京オートサロン2019】

  • 2019/01/12
  • MotorFan編集部
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1月11日(金)〜13日(日)の3日間、千葉県の幕張メッセで開催されている東京オートサロン2019に、今年で創立100周年を迎えたベントレーの最初のモデルが展示されている。「Bentley 3Litre」と呼ばれるもので、製造されたのは1921年だ。24年の第2回ル・マン24時間レースで勝利したモデルと同型で、製造年も同じもの。その足元を支えたのがダンロップ製タイヤだった。

 喧噪が渦巻く「東京オートサロン」会場のなかにあって、この空間だけがまるで静謐な空気に包まれているようだ。最古のベントレーである「Bentley 3Litre」が、ダンロップのブースに鎮座しているのだ。

 製造されたのは1921年で、24年の第2回ル・マン24時間レースで勝利したモデルと同型&同年式のモデルである。その足元を支えたのがダンロップ製タイヤだったという。

最古のベントレーの足元を支えたダンロップ製タイヤ。
サイドウォールにはしっかり「DUNLOP」の文字が。

 そのル・マン24時間レースを制したのはJ.ダフとF.クレメントで、人々は尊敬と親しみを込めて彼らを「ベントレーボーイズ」と呼んだ。

 当時のタイヤには低圧でも剛性を保つことが求められており、ベントレーの優勝を支えたダンロップは、さしずめラガーマンのような強さと評されたそうだ。