アバルト2番目のフル電動モデル「600e」を初公開

アバルト最強シャシーを持つEV「600e スコーピオニッシマ ローンチ エディション」が初公開

アバルトは、開発が続けられていたフル電動スポーツ「アバルト 600e スコーピオニッシマ ローンチ エディション」の写真を公開した。
アバルトは、開発が続けられていたフル電動スポーツ「アバルト 600e スコーピオニッシマ ローンチ エディション」の写真を公開した。
アバルトは、新型フル電動スポーツ「アバルト 600e」の写真を世界初公開した。アバルト 600e は、「フィアット 600e」をベースに筋肉質な専用フォルムが与えられ、最高出力243PSを発揮する電動パワートレインを搭載する。

Abarth 600e Scorpionissima launch edition

500eに続くアバルト2車種目のEV

今回、写真が公開されたのは、1949台が限定生産される「アバルト 600e スコーピオニッシマ ローンチ エディション」。最終テストを経て登場したアバルト 600e スコーピオニッシマ ローンチ エディションは、最大限のパフォーマンスを表現したデザイン、アバルト史上最も強靭なシャシー、そしてモータースポーツファンを魅了するコンペティションカーの佇まいを持つ。

2023年に発表されたフル電動クロスオーバー「フィアット 600e」をベースに開発されたアバルト 600eは、最高システム出力243PSを発揮するフル電動パワートレインを搭載。機械式リミテッド・スリップ・ディファレンシャル(LSD)を導入し、優れた走行安定性とハンドリング、抜群のトラクション性能を実現した。

機械式LSDは、フォーミュラEの技術をフィードバックした高性能タイヤと組み合わせることで、あらゆるコンディションで最大限のグリップを確保。また、ドライビングダイナミクスだけでなく、EV用タイヤとして航続距離の延長にも寄与している。

エクステリアは幻想的な専用カラーの「ヒプノティック・パープル(Hypnotic Purple)」をチョイス。エアロダイナミクス性能を向上させるべく、専用のリヤスポイラーを配置した。足元には強力なブレーキシステムにも対応する、こちらも専用デザインの20インチホイールが奢られている。

フィアットの最新フル電動クロスオーバー「600e」の走行シーン。

500eに続くフィアット最新フル電動クロスオーバー「600e」デビュー「最大航続距離600km」

フィアットは、500eに続くバッテリー駆動EV(BEV)ラインナップ「600e」を発表した。航続距離は、WLTP基準で最大600km、都市複合サイクルで400km以上を確保。7月5日からオーダーが開始されており、9月からイタリアにおいてデリバリーが開始される。BEV仕様に続き、2024年中盤にハイブリッド仕様が追加される予定だ。

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ゲンロクWeb編集部

スーパーカー&ラグジュアリーマガジン『GENROQ』のウェブ版ということで、本誌の流れを汲みつつも、若干…