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BMW M2 CS
リヤスポイラーが目立つ車高の低いM2
先代の「M2 CS」を含めて、BMWのCSモデルにはダックテールスポイラーとフロントスプリッターが装着されている。今回撮影されたプロトタイプでは、冬季テストのためにスプリッターは取り外されているようだが、リヤのスポイラーは確認できる。判断は難しいが、ブレーキローターも通常のM2より大きく車高もわずかに低い印象を受ける。
ボンネット、ルーフ、空力パーツに、先代M2 CSのようなカーボンファイバー強化プラスチックが採用されているかどうか、現段階ではわからない。しかし、カーボンパーツの一部は既にM2向けにオプション設定されており、新型M2 CSにも採用されるだろう。
パワーはM3に迫るか?
CSは、Mモデル専用の「コンペティション」と「CSL」グレードのギャップを埋める存在だ。パワーアップと軽量化という伝統的手法でパフォーマンス強化を図っており、次のM2 CSも同様と見られている。
新型M2が搭載する3.0リッター直列6気筒ツインターボエンジンは460PSを発生する。新型M2 CSがどの程度パワーアップするかは明らかでないが、MT仕様の後輪駆動M3ノーマルモデルの480PSに迫ると考えられる。
新型M2 CSのデビューは2024年後半と予想されている。他のCSモデルと同様に限定生産となるだろう。