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Lamborghini Miami-inspired Urus SE
販売台数発表後に特別な「ウルス SE」を公開
ランボルギーニのカスタマイズ部門のアド・ペルソナムは、最高出力800PSを誇るプラグインハイブリッド・パワートレインを搭載する「ランボルギーニ ウルス SE」をベースに、マイアミの活気に満ちたカラフルな文化からインスパイアされたスペシャル仕様を製作。美しいカラーリングパターンは、デザインセンターのチェントロ・スティーレによる芸術的なビジョンと、アド・ペルソナムのディレクションにより完成している。
マイアミビーチでのプライベートイベントでは、マイアミ インスパイアード ウルス SEの発表に先立ち、世界市場においてアウトモビリ・ランボルギーニが、2024年第3四半期までに記録的な業績を達成したことが明らかにされた。2024年の販売台数は2023年の同期比で、8.6%増の8411台を記録している。
プライベートイベントには、ステファン・ヴィンケルマン会長兼CEO、マーケティング・セールス最高責任者のフェデリコ・フォスキーニ、最高技術責任者のルーベン・モール、ランボルギーニ・アメリカのアンドレ・バルディCEOをはじめとする、多くのエグゼクティブが参加。イベントで登壇したデザインディレクターのミィティア・ボルケルトは、マイアミ インスパイアード ウルス SEについて次のように説明を加えている。
「今回公開した本物のアートピース『マイアミ インスパイアード ウルス SE』に、私たちはこれまでにない洗練されたカラーリングを施しました。ウルス SEが持つ最高のプロポーションと、アイコニックなデザインを強調するグラフィックが、お客様の気分を大いに高めることになるでしょう。私たちは活気あふれるマイアミのライフスタイルと、その多様性を持つビジョンを再現したのです」
アド・ペルソナムが230時間をかけてペイント
「マイアミ インスパイアード ウルス SE」のドラマチックなディテールは、通常の製造プロセスに加えて、230時間のペイント工程と検証期間を要することになった。今回、個性を主張したい米国のカスタマーに向けて、アド・ペルソナムが展開するほぼ無限のカスタマイズオプションをプレゼンテーションしたかたちだ。
マイアミ インスパイアード ウルス SEのユニークは、グレーとブラックのコンビネーションに、ブルー・グラウコの印象的なアクセントが加えられた。これはカルチャー、スタイル、芸術的センスが混在する、マイアミへのオマージュが表現されているという。
バイカラーミラーキャップはグリジオ・テレストとブルー・グラウコのピンストライプ仕様となり、ネロ・ノクティスのフロントリップにブルー・グラウコのディテールがあしらわれた。さらひネロ・ノクティスのリヤディフューザーにもブルー・グラウコのハイライトが精密に加えられている。
ウルス SEのラグジュアリーなインテリアには、ユニカラーのレザーシート、専用のキックプレートをチョイス。ポリッシュ仕上げのカーボンファイバー製ダッシュボードには専用の「MIAMI」ロゴが入れられている。