ポルシェの新車販売はカイエンとマカンのSUVが好調に推移

コロナ禍と半導体不足の中で新車販売はどうなったのか? ポルシェ編

全世界で21万7198台をデリバリー、ポルシェが2021年1月から9月の販売実績を発表
EVを含め、好調な販売実績を発表したポルシェ。
ポルシェAGが、2021年1月から9月の販売台数を発表。全世界で21万7198台をデリバリーし、前年同期比で13%の増加を記録している。

2021年1月から9月までの新車販売台数を発表

全世界で21万7198台をデリバリー、ポルシェが2021年1月から9月の販売実績を発表
ポルシェAGのセールス&マーケティング担当取締役のデトロフ・フォン・プラテンは、順調な販売推移を高く評価しながらも世界的なリスクとして新型コロナウイルスの影響と半導体の供給不足を指摘している。

2021年1月から9月にかけて、ポルシェはすべての地域で需要が増加。特に米国市場では前期に引き続いて高い伸びを示している。ポルシェAGのセールス&マーケティング担当取締役のデトロフ・フォン・プラテンは、好調を続ける需要について次のようにコメントした。

「ポルシェのスポーツカーに対する非常に高い需要は、第3四半期に入っても継続しています。2021年初以降、この9ヵ月間に多くの車両をお客様にお届けできたことを嬉しく思います」

「オーダーは順調に入ってきており、年末の慌ただしさの中で楽観的で熱意に満ちた気持ちにさせてくれます。ただ、新型コロナウイルスによる影響は依然として厳しく、半導体の調達にも課題があります。様々な状況の変化を注視しながら、柔軟に対応していきたいと考えています」

新型カイエンがラインナップ最多販売を記録

全世界で21万7198台をデリバリー、ポルシェが2021年1月から9月の販売実績を発表
新型カイエンが好調を維持しており、全世界で6万2451台をデリバリー。マカンも6万台を超える販売台数を記録した。

最多販売台数を記録したのはSUVの「カイエン」で、6万2451台を納車。12%増加した6万1944台の「マカン」がそれに続く。発売から2年を経たフルEVスポーツ「タイカン」の人気も依然として高く、2万8640台が販売された。

ポルシェを象徴する「911」はタイカンに匹敵する2万7972台が納入され、前年同期比10%の増加。「718 ボクスター」と「718 ケイマン」は1%増加の1万5916台、パナメーラも同じく1%増の2万275台を販売し、前年並みの水準を維持している。 

中国市場で6万9789台をデリバリー

全世界で21万7198台をデリバリー、ポルシェが2021年1月から9月の販売実績を発表
北米市場が最も大きな伸びを見せた一方、単一市場として最多販売台数を記録したのは依然として中国だった。

最大の増加率を記録したのはアメリカ。1月から9月に5万1615台がデリバリーされ、これは前年同期比30%増となっている。北米におけるポルシェのブランド力は最新のJ.D.パワーによる調査でも明らかで、「最も魅力的なプレミアムブランド(the most appealing premium brand)」に選出された。また、南米市場も含むアメリカ大陸全体では6万3025台が販売されている。

最大の単一市場である中国は、11%増の6万9789台をデリバリーした。アジア太平洋地域、アフリカ、中東への販売台数は合計で12%増加。これらの地域では合計で9万7841台が納車されている。

ヨーロッパでも依然として高い人気を誇っており、前年比2%増の5万6332台が顧客へとに届けられた。本国ドイツ市場では需要が9%増加し、1万9099台が販売されている。 

2021年1月から9月にかけて好調を記録した、メルセデス・ベンツ EQA

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