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Land Rover Defender 110
4名のミッション参加者が無重力を体験
今回の試験飛行に使用されたスペースシップツー・ユニティ号は、リチャード・ブランソンを含む4名のミッションスペシャリストと、2名のパイロットを乗せて飛行。6名のクルーは、ニューメキシコ州ラスクルーセスの「スペースポート・アメリカ」からテイクオフ。高度1万5000メートルで母機から切り離され、高度86kmに達すると数分間の無重力状態を経験した。
帰還したスペースシップを牽引したディフェンダー
今回、リチャード・ブランソンは、レンジローバー アストロノーツ エディションに乗って、スペースシップツー・ユニティ号のミッションに参加。無事に地球へと帰還後、宇宙船はランドローバー ディフェンダー 110に牽引されて、待機スペースまで移動している。
ヴァージン・ギャラクティック社による4回目の有人宇宙飛行は、今回のミッションにおいて初めてフルクルー4名が搭乗して行われた。スペースシップツー・ユニティのキャビン内において、クルーは無重力状態を体験し、宇宙空間から地球の素晴らしい景色を堪能している。
また、この様子は世界中にライブ配信も行われ、世界中の視聴者が、誰もが参加できる未来の宇宙旅行を擬似体験した(下記動画で視聴可能)。ジャガー・ランドローバー・ノースアメリカのジョー・エバーハード社長兼CEOは、今回のミッション成功について次のように喜びのコメントを発表している。
「ヴァージン・ギャラクティック社は、技術的にも、人間が憧れる冒険としても、驚くべき成果を達成しました。ランドローバーはこのエキサイティングなミッションをサポートできたことを誇りに思っています。そして、今後もすべてのフライトをサポートすることを楽しみにしています」
宇宙事業の様々な場面で活躍するランドローバー
ヴァージン・ギャラクティック社は、世界初の商用宇宙航空会社。すでに約600名が宇宙旅行を予約しており、彼らはヴァージン・ギャラクティック社のパートナーである、ランドローバーが提供する車両で宇宙船まで移動する。また、ランドローバーの車両は宇宙船の牽引、機材の運搬、離陸前の滑走路清掃などにも使用されている。
ヴァージン・ギャラクティック社のチーフカスタマーオフィサー(CCO)、ステファン・アッテンボローはランドローバーとの協力関係について次のように説明する。
「ランドローバーは2014年以来、ヴァージン・ギャラクティックにとって日常生活の一部となっています。この歴史的なイベントで中心的な役割を果たすことは、有能で豪華なランドローバー製車両にしかできません。完全な商業宇宙旅行のスタートに向けて、引き続きランドローバーと協力を進めていきます。共に宇宙への道を切り拓いていきましょう」
投稿 ヴァージン・ギャラクティックの宇宙船、有人テストフライトに成功! ランドローバーがミッションをサポート 【動画】 は GENROQ Web(ゲンロク ウェブ) に最初に表示されました。