ヴァルキリー1号車がラインオフ後、シルバーストンでテスト

アストンマーティン ヴァルキリー、生産1号車が完成! 【動画】

ゲイドンのファクトリーで完成したアストンマーティン ヴァルキリー1号車
ゲイドンのファクトリーで完成したアストンマーティン ヴァルキリー1号車。
アストンマーティン ヴァルキリーの最初の1台が完成した。アストンマーティンは11月4日に、ヴァルキリーがフル生産に入って最初のカスタマーカーが完成したことを発表。このクルマはシルバーストン・サーキットでの実走テストを経て、数週間以内にカスタマーへと納車される予定だ。

ASTON MARTIN Valkyrie

F1からフィードバックされたテクノロジーを採用

ゲイドンのファクトリーで完成したアストンマーティン ヴァルキリー1号車
アストンマーティン ヴァルキリーは、F1由来のテクノロジーを採り入れ、6.5リッターV12エンジンにハイブリッドシステムを組み合わせた。

ヴァルキリーは、専用開発されたハイブリッドシステムを備え、最高出力1155psを発生する6.5リッターV型12気筒のパワートレインを搭載。F1から直接フィードバックされたコンセプトやテクノロジーを採用し、新たな時代を定義した公道走行可能なハイパースポーツとなる。

アストンマーティン最高経営責任者(CEO)のトビアス・ムアースは、次のようにコメントした。

「私たちにとって最初のハイパーカー、ヴァルキリーを完成させることができて、大変誇らしく思っています。ヴァルキリー・プログラムでは、開発に携わったすべてのスタッフが限界に挑み、ドリームカーを製作するという強い決意によって、真に驚異的なクルマ、まさに公道を走るF1マシンが誕生しました」

「ヴァルキリーは、このハイパーカーを生産段階へと導くために作業を続けてきた、高度なスキルを持つ数多くのエンジニアや技術者グループによる献身的な努力の結晶です。お客様にはこの成果に満足していただけると確信しています」

ゲイドンにおいてハンドメイドで150台を製造

ゲイドンのファクトリーで完成したアストンマーティン ヴァルキリー1号車
ヴァルキリーが生産されるのはアストンマーティンのゲイドン・ファクトリー。専用テクニシャンが150台をハンドメイドで製造する。

すべてのアストンマーティン製スポーツカーと同様、今回完成した1号車も含めて、アストンマーティンの英国・ゲイドン本社ですべてのヴァルキリーは製造される。

製造された車両は、専任のプロジェクト・デリバリーチームが、特別に割り当てられたヴァリキリーの生産エリアで納車までのプロセスを管理。高度なスキルを備えた技術者チームが、150台のヴァルキリーをそれぞれ2000時間以上かけてハンドメイドで製造する。

ゲイドンで製造された1号車は、納車前に数多くのハイパーカーの開発が行われてきたシルバーストンのアストンマーティン・ハイパフォーマンス施設で、サーキット走行テストが実施されている。

アストンマーティン ヴァルキリー1号車を動画でチェック!

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