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ASTON MARTIN Valkyrie
F1からフィードバックされたテクノロジーを採用

ヴァルキリーは、専用開発されたハイブリッドシステムを備え、最高出力1155psを発生する6.5リッターV型12気筒のパワートレインを搭載。F1から直接フィードバックされたコンセプトやテクノロジーを採用し、新たな時代を定義した公道走行可能なハイパースポーツとなる。
アストンマーティン最高経営責任者(CEO)のトビアス・ムアースは、次のようにコメントした。
「私たちにとって最初のハイパーカー、ヴァルキリーを完成させることができて、大変誇らしく思っています。ヴァルキリー・プログラムでは、開発に携わったすべてのスタッフが限界に挑み、ドリームカーを製作するという強い決意によって、真に驚異的なクルマ、まさに公道を走るF1マシンが誕生しました」
「ヴァルキリーは、このハイパーカーを生産段階へと導くために作業を続けてきた、高度なスキルを持つ数多くのエンジニアや技術者グループによる献身的な努力の結晶です。お客様にはこの成果に満足していただけると確信しています」
ゲイドンにおいてハンドメイドで150台を製造

すべてのアストンマーティン製スポーツカーと同様、今回完成した1号車も含めて、アストンマーティンの英国・ゲイドン本社ですべてのヴァルキリーは製造される。
製造された車両は、専任のプロジェクト・デリバリーチームが、特別に割り当てられたヴァリキリーの生産エリアで納車までのプロセスを管理。高度なスキルを備えた技術者チームが、150台のヴァルキリーをそれぞれ2000時間以上かけてハンドメイドで製造する。
ゲイドンで製造された1号車は、納車前に数多くのハイパーカーの開発が行われてきたシルバーストンのアストンマーティン・ハイパフォーマンス施設で、サーキット走行テストが実施されている。