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CADILLAC XT4
最新キャデラックデザインに刷新
世界的に人気のコンパクトSUVセグメントにおける、キャデラックの戦略的モデルとして2021年から日本導入を開始した「キャデラック XT4」。スタイリッシュなプロポーションと、躍動感あふれるドライビングテイストは、国内外で高い人気を集めることになった。
今回、日本に導入される「キャデラック XT4」改良新型は、キャデラックの最新デザインランゲージを内外装に採用。エクステリアはフロントとリヤのフェイシアを刷新し、インテリアには新素材のメタルインサートを採り入れ、インストゥルメントパネルのデザインを一新した。
改良新型のフロントセクションは、ボディ両端に縦型配置されたLEDのヘッドランプとフロントグリル上部に水平に配置されたウインカーランプが、最新キャデラックであることをアピールする。ワイド&ローのシルエットを強調する。グロスブラックスポーツメッシュのグリルには、キャデラッククレストが配置され、重厚かつスポーティで存在感あふれる佇まいを実現した。
リヤセクションは、リフレクターとバンパーが縦型に変更され、視認性が向上。より安定感を増したデザインに進化し、アスリートのような引き締まったボディを強調する。足元には新デザインの20インチダイヤモンドカットアルミホイールが奢られた。
空気抵抗の低減と静粛性を高めるべく、エアロダイナミクスが進化。フロントグリルにはアクティブグリルシャッターが搭載され、必要に応じて閉じることで空力特性を最適化する。リヤ下部フェイシアは、エアフローをスムーズに導くディフューザー形状を採用し、ツインエキゾーストが美しく一体化された。
「本物の素材」を導入したインテリア
インテリアでも最新のキャデラック・デザインランゲージを表現。ジェットブラックのメインカラーにブルーステッチのアクセントを組み合わせ、上質かつスポーティな空間を実現した。新素材のメタルインサートや高品質レザートリム、リアルカーボンを採用したドアトリムなどが「本物の素材を使う」キャデラックの伝統を継承する。
2775mmのロングホイールベースにより、広々とした室内空間と充分なラゲッジスペースを確保。クラストップレベルのリヤレッグルームはもちろん、カーゴスペースは通常時が637L、リヤシートを倒すことで最大1384Lにまで拡大する。
ラグジュアリーなインストゥルメンタルパネルには、湾曲したデザイン性と視認性に優れた9K解像度の33インチアドバンストカラーLEDディスプレイを装備し、スマートなドライビングをサポート。さらに音響・録音システムメーカーのAKG社が手がけた「AKG 14スピーカーオーディオシステム」が、堅牢なボディとラミネート遮音ガラスとの相乗効果により、極上の音響空間を提供する。
230PSを発揮する高効率2.0リッター直4ターボ
パワーユニットは最高出力230PSを発揮する2.0リッター直列4気筒直噴ターボエンジンを搭載。ツインスクロールターボチャージャーが低回転域から鋭いレスポンスを発揮し、低負荷時には4気筒のうち2気筒を休止する「アクティブ フューエル マネジメントシステム」により燃費効率を向上させている。
滑らかでシームレスなギヤチェンジを誇る9速ATは、俊敏な加速と高速巡航時の低燃費を強化。パフォーマンスと高効率を重視した「ツインクラッチAWDシステム」は、左右後輪間の駆動トルクを制御するトルクベクタリング機能により、精密なハンドリングを実現した。
日本に導入される「キャデラック XT4 スポーツ」には、先進的な安全装備と、安心感を与える運転支援システムを標準装備。「エマージェンシーブレーキシステム」は、カメラやセンサーを用いて車両や歩行者を検出、自動的にブレーキをかけるなど、緊急時にドライバーの操作をサポートする。
「リヤカメラミラー」は、通常はルームミラーとして使用し、デジタルミラーへと切り替えることで、広角な後方映像を表示することも可能。角度調整やズーム機能を駆使し、視界や視認性を高め、より安全な運転環境をドライバーに提供する。
SPECIFICATIONS
キャデラック XT4 スポーツ
全長:4605mm
全幅:1875mm
全高:1625mm
ホイールベース:2775mm
車両重量:1760kg
乗車定員:5名
エンジン:直列4気筒
排気量:1997cc
最高出力:169kW(230PS)/5000rpm
最大トルク:350Nm /1500-4000rpm
駆動方式:AWD(パートタイム)
トランスミッション:9速AT
ハンドル位置:左
車両本体価格(税込)
キャデラック XT4 スポーツ:790万円
【問い合わせ】
GMフリーダイヤル
TEL 0120-711-276
【関連リンク】
・キャデラック ジャパン公式サイト