【東京オートサロン2025】新型「フォルクスワーゲン ゴルフR」「ゴルフRヴァリアント」

新型「フォルクスワーゲン ゴルフR」「ゴルフRヴァリアント」が登場「充実の2025年を宣言」【東京オートサロン2025】

ゴルフRとブランドディレクターのイモー・ブッシュマン氏。
ゴルフRとブランドディレクターのイモー・ブッシュマン氏。
フォルクスワーゲン ジャパンは“究極のパフォーマンスと実用性の両立”をコンセプトとする新型「ゴルフR」および「ゴルフRヴァリアント」のジャパンプレミアを「東京オートサロン2025」で実施した。

Golf R & GTI

最高出力が13PSアップ

フォルクスワーゲン ジャパンは新型「ゴルフR」および「ゴルフRヴァリアント」のジャパンプレミアを実施した。ゴルフRは2002年に初代にあたる「R32」が登場し、これまでに30万台以上が生産されているという人気スポーツモデルだ。

初代では狭角V6の3.2リッターVR6を搭載し、マルチリンク・リヤサスペンションに4モーション(AWD)を組み合わせたが、新型は最高出力が13PSアップした333PSを発揮する2.0リッター直4ターボエンジンを搭載し、Rパフォーマンストルクベクタリングを備えた4モーションでやはり4輪を駆動する。

エクステリアはイルミネーションエンブレムや左右フロントアンダーのベンチレーショングリルなどが、そのパフォーマンスを主張する。同じくヴァリアントではフロントはハッチバックと同様ながら、大型のリヤスポイラーを備えている点が異なる。

新型「ゴルフGTI」も展示

さらに初代モデルから続く「ホットハッチ」の伝統を受け継ぎ進化した新型「ゴルフGTI」も展示されていた。プレスカンファレンスでは、ブランドディレクターのイモー・ブッシュマン氏が、1976年デビューの初代がアウトバーンを席巻したエピソードなどを語るなど、今だにフォルクスワーゲンのアイコンであると主張している。エクステリアではLEDマトリックスライト「IQライト」やハニカムフロントグリルなどGTIらしいパーツを装え、室内もチェック柄の内装が期待を裏切らない。

昨年導入を予告していた5モデル「Tロック」「Tクロス」「ゴルフ」「パサート」「ティグアン」のラインナップが揃い、2025年は充実すると宣言したブッシュマン氏。その予言通りに順調な滑り出しを見せるか注目したい。

さらに東ホールのフォルクスワーゲンブースでは、来場者向けアンケートの回答者にはオリジナルグッズのプレゼント(無くなり次第終了)や、ドイツVolkswagenアカデミー公認トレーナーによるトークショー(1月10日、11日に実施)を開催。ブースへの来場者全員にゴルフRおよびゴルフGTIの最新情報をまとめたモーターファン別冊『Golf R & GTIのすべて(特別編)』が配布されるという。

展示モデル

Golf R
Golf R Variant
Golf GTI

ロータスブース

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吉岡 卓朗(Takuro Yoshioka) 近影

吉岡 卓朗(Takuro Yoshioka)

Takuro Yoshioka。大学卒業後、損害保険会社に就職するも学生時代から好きだったクルマのメディアに関わり…