キャデラックが2025年に向け「V-シリーズ.R」の新カラーリングを披露

キャデラックが2025年シーズンのIMSAとWECに5台のプロトタイプレーシングカー「Vシリーズ.R」を投入

キャデラック・レーシングは、2025年シーズンに向けてIMSA(左3台)とWEC(右2台)に投入する5台の「Vシリーズ.R」を披露した。
キャデラック・レーシングは、2025年シーズンに向けてIMSA(左3台)とWEC(右2台)に投入する5台の「Vシリーズ.R」を披露した。
キャデラック・レーシングは、ハイブリッドパワートレインを搭載したプロトタイプレーシングカー「Vシリーズ.R」を、2025年シーズンのIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のGTPクラスに3台、世界耐久選手権(WEC)のハイパーカークラスに2台投入する。新シーズンの開幕に向けて、キャデラック・レーシングは5台の新カラーリングを披露した。

Cadillac V-Series.R

3台でデイトナ24時間に挑むキャデラック

2024年のIMSAは、1月25日に決勝レースがスタートするロレックス・デイトナ24時間レースで開幕。キャデラック・レーシングは開幕戦に3台体制で挑む。
2024年のIMSAは、1月25日に決勝レースがスタートするロレックス・デイトナ24時間レースで開幕。キャデラック・レーシングは開幕戦に3台体制で挑む。

キャデラック・レーシングは、2025年のIMSAシーズンに3台体制で挑む。3台のキャデラック Vシリーズ.Rは、開幕戦ロレックス・デイトナ24時間レースに先立って1月17~19日に行われたプレシーズン最終テストに参加。ファンの前で新たなカラーリングを初披露した。

開幕戦において、キャデラック・ウェイン・テイラー・レーシングは、10号車をフェリペ・アルブケルケ、ブレンドン・ハートレイ、ウィル・スティーブンス、リッキー・テイラー、40号車はルイ・デレトラズ、小林可夢偉、アレックス・リン、ジョーダン・テイラーがVシリーズ.Rをドライブ。

アクション・エクスプレス・レーシングが運営するキャデラック・ウェレン 31号車は、ジャック・エイトケン、アール・バンバー、フェリペ・ドルゴヴィッチ、フレデリック・ヴェスティという布陣で開幕戦に挑む。

一方、既報のとおり、2025年シーズンのWECにおいて、キャデラック・レーシングは英国を拠点とするジョタ・スポーツと提携。キャデラック・ハーツ・チーム・ジョタがトップカテゴリーのハイパーカークラスに2台のVシリーズ.Rを投入する。

Vシリーズ.Rはジョタ・スポーツでお馴染みゴールドにカラーリングされ、12号車はアレックス・リン、ウィル・スティーブンス、ノーマン・ナト、38号車はアール・バンバー、ジェンソン・バトン、セバスチャン・ボーデというラインナップで、2月28日に決勝レースが行われるWEC開幕戦「カタール1812kmレース」に参戦する。

キャデラックは、ワークスチームのキャデラック・レーシングとハーツ・チーム・ジョタがタッグを組み、2025年シーズンのWECに2台の「Vシリーズ.R」で参戦すると発表した。

キャデラックが2025年から2台体制でWECに参戦「ハーツ・チーム・ジョタがポルシェからキャデラックにマシン変更」

キャデラック・レーシングは、FIA世界耐久選手権(WEC)のハイパーカープログラムを、2025年シーズン開幕戦から2台体制に拡大。英国のプライベーター「ハーツ・チーム・ジョタ(Hertz Team JOTA)」とジョイントし、LMDh規定で開発されたプロトタイプレーシングカー「Vシリーズ.R」を2台投入する。

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ゲンロクWeb編集部

スーパーカー&ラグジュアリーカーマガジン月刊『GENROQ』のウェブ版ということで、本誌の流れを汲みつつ…