【IMSA】デイトナ24時間に8台の「フェラーリ 296 GT3」が登場

まもなく開幕するIMSA「デイトナ24時間レース」でクラス連覇を狙う「フェラーリ 296 GT3」が8台参戦

IMSA開幕戦「デイトナ24時間レース」のGTDクラスにフェラーリは、6チームから8台の296 GT3がエントリーする。
IMSA開幕戦「デイトナ24時間レース」のGTDクラスにフェラーリは、6チームから8台の296 GT3がエントリーする。
2025年シーズンのIMSA・ウェザーテック・スポーツカー選手権開幕戦「ロレックス・デイトナ24時間レース」に、フェラーリは6チームから8台の296 GT3がエントリー。現地アメリカ・フロリダ時間の1月25日午後1時40分(日本時間1月26日午前3時40分)にスタートする決勝レースにおいて、フェラーリはGTDプロクラスにおける連覇を狙う。

Ferrari 296 GT3

経験豊富なWECドライバーを起用

GTDプロ・クラスで優勝を狙うドラゴンスピードの296 GT3 81号車は、アルベルト・コスタやミゲル・モリーナら経験豊富なドライバーを擁して厳しい24時間レースに挑む。
GTDプロ・クラスで優勝を狙うドラゴンスピードの296 GT3 81号車は、アルベルト・コスタやミゲル・モリーナら経験豊富なドライバーを擁して24時間レースに挑む。

多くのマニュファクチャラーからGT3マシンが参戦する、IMSA開幕戦ロレックス・デイトナ24時間レース。プロドライバーのみで構成されるGTDプロクラスで優勝を狙うのが、米国を拠点とするドラゴンスピードの「296 GT3」81号車だ。

ドライバーは世界耐久選手権(WEC)においてフェラーリのオフィシャルドライバーを務めるミゲル・モリーナを筆頭に、アルベルト・コスタ、トーマス・ノイバウアー、ダビデ・リゴンという経験豊富なラインナップで優勝を狙う。

残りの7台の296 GT3は、プロドライバーとジェントルマンドライバーの組み合わせによるGTDクラスにエントリー。WECでフェラーリとコンビネーションを組むAFコルセは、21号車をケイ・コッツォリー、サイモン・マン、アレッサンドロ・ピエール・グイディ、リロウ・ワドゥ、50号車をリカルド・アゴスチーニ、コンラッド・ラウルセン、アーサー・ルクレール、クストディオ・トレドがドライブする。

さらに、トリアルシ・コンペティツィオーネは021号車と023号車、チェティラー・レーシングの47号車、コンクエスト・レーシングの34号車、インセプション・レーシングの70号車が、GTDクラスにエントリーを果たした。

公式テスト「ROAR」で上々のタイムをマーク

公式テストとしてエントリーした全車両が参加するロア・ビフォア・ザ・ロレックス」において、GTDクラスの21号車が3番手タイムをマークした。
公式テストとしてエントリーした全車両が参加するロア・ビフォア・ザ・ロレックス」において、GTDクラスの21号車が3番手タイムをマークした。

1月18日から19日にかけて、今週末の24時間レースに向けた公式テスト「ロア・ビフォア・ザ・ロレックス(ROAR Before the Rolex)」が、デイトナ・インターナショナル・スピードウェイにおいて行われた。

GTDプロクラスは、ドラゴンスピードの81号車をドライブしたコスタが1分48秒263で8番手タイム。チームメイトのモリーナは1分48秒278で走り、9番手タイムをマークした。GTDクラスはAFコルセ 21号車のステアリングを握ったグイディが1分48秒131をマークし、フェラーリ勢トップの3番手に入っている。

1月23日は全クラスを対象とした2回のフリー走行が午前と午後に予定される。その後、GTDクラスは午後2時10分から2時25分、GTDプロ・クラスは午後2時35分から2時50分まで予選が行われる。デイトナ24時間レースは1月25日午後1時40分にスタートし、翌日の同時間にフィニッシュする(すべて現地時間)。

キャデラック・レーシングは、2025年シーズンに向けてIMSA(左3台)とWEC(右2台)に投入する5台の「Vシリーズ.R」を披露した。

キャデラックが2025年シーズンのIMSAとWECに5台のプロトタイプレーシングカー「Vシリーズ.R」を投入

キャデラック・レーシングは、ハイブリッドパワートレインを搭載したプロトタイプレーシングカー「Vシリーズ.R」を、2025年シーズンのIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のGTPクラスに3台、世界耐久選手権(WEC)のハイパーカークラスに2台投入する。新シーズンの開幕に向けて、キャデラック・レーシングは5台の新カラーリングを披露した。

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ゲンロクWeb編集部

スーパーカー&ラグジュアリーマガジン『GENROQ』のウェブ版ということで、本誌の流れを汲みつつも、若干…