ロータス、英国軍管轄のチャリティに協力

635本のポピーを纏う「ロータス エキシージ CUP 430」、退役軍人支援チャリティをサポート

退役軍人支援チャリティをサポート、635本のポピーが描かれた「ロータス エキシージ CUP 430」を公開
635本のポピーが描かれた「ロータス エキシージ CUP 430」のエクステリア。
ロータス・カーズは、モータースポーツを通してチャリティ活動を行う英国軍の「ミッション・モータースポーツ(Mission Motorsport)」とのパートナーシップの一環として、「ポピーカー(Poppy Car)」を製作。ロータス・カーズの本拠地ヘセルで公開した。

Lotus Exige Cup 430 “Poppy Car”

追悼レースイベントでセーフティカーとして使用

退役軍人支援チャリティをサポート、635本のポピーが描かれた「ロータス エキシージ CUP 430」を公開
今回発表されたポピー・カーは、11月12~14日にウェールズのアングルシー・サーキットで行われた「レース・オブ・リメンブランス」でセーフティカーとして活躍した。

ミッション・モータースポーツ:フォース・モータースポーツ・チャリティ(Mission Motorsport, The Forces Motorsport Charity)は、英国国防総省の管轄機関として退役軍人の自動車産業への就職支援を行ってきた。これまでに2000人の傷病兵に6000日以上のスポーツトレーニングを提供し、400人以上の就職先と200人以上の雇用を創出。さらに、2000人以上の退役軍人が自動車業界で働く道を切り開いてきた実績を持つ。

今回、ロータス エキシージ CUP 430には、アフガニスタンとイラクで亡くなった英国の軍人に敬意を表して、635本のポピーの花が描かれた。11月12〜14日にアングルシー・サーキットで行われた2021年の追悼イベント「レース・オブ・リメンブランス (Race of Remembrance)」に向け、このチャリティプログラムの参加者自身がデザインし、仕上げている。

2021年、生産最終年を迎えたエキシージ CUP 430は、12時間耐久レースが開催されるレース・オブ・リメンブランスにおいて、セーフティカーとして使用。レース前には全競技者をピットに集め、ピットレーンでの特別な追悼式も行われた。

アフガニスタンやイラクで亡くなった軍人を追悼

退役軍人支援チャリティをサポート、635本のポピーが描かれた「ロータス エキシージ CUP 430」を公開
ロータスはこれまでも英国軍と協力して退役軍人支援を行なっており、今回のポピーカーはアフガニスタンやイラクで亡くなった軍人への哀悼の意を示し、635本のポピーの花が配された。

ポピーカーの製作には、陸軍、海軍、空軍の代表者が、最初のデザインコンセプトからラッピング作業まで、すべてのプロセスに携わってきた。アフガニスタンやイラクで命を落とした人々に哀悼の意を表し、635本のポピーの花がひとつひとつカットされ、赤い光をボディで放っている。

イベントを前に、2021年のポピー・カーは英国・ノーフォーク州ヘセルのロータス・カーズ本社ファクトリーにて公開。ロータス・カーズのオーガナイゼーション・ディベロップメント・ディレクターのコリーナ・フレッチャーは、今回の試みについて次のようにコメントした。

「ロータスがミッション・モータースポーツを支援することは、ごくごく自然なことです。ヘセルの開発・生産施設はかつての英国空軍基地の跡地であり、第二次世界大戦中の建物の一部が再利用されています。テストコースの一部は古い滑走路ですから、常に長年にわたって軍隊のみなさんが払ってきた犠牲を思い起こすことができるのです」

「あらためて、ロータスが退役軍人の皆さんのキャリアをお手伝いできることを嬉しく思っています。ロータスでは、創造性、リーダーシップ、コミュニケーション、モチベーション、規律といった彼らの特別なスキルが、会社の将来の成長に不可欠です。すでにロータスでは、IT、エンジニアリング、プロジェクトマネジメント、製造などの分野でやりがいのある仕事に就いている退役軍人が何人もいます」

プログラムを契機に社会復帰を果たした退役軍人も

退役軍人支援チャリティをサポート、635本のポピーが描かれた「ロータス エキシージ CUP 430」を公開
今回のポピー・カーの製作には多くの退役軍人が携わっており、このプログラムを通して、社会復帰を果たした人も少なくないという。

グリーンジャケットの元兵士であるマーク・ターリング氏は、このクルマの製作に携わったひとり。かつて軍務でPTSD(心的外傷後ストレス障害)を患い、1年近く家から出られなかったターリング氏は、今回のプロジェクトに参加後、新しい仕事に就くことができたという。

「ポピー・カーの製作作業は、本当に愛のある仕事でした。久しぶりに他の人と話したり、関わったりすることができました。あらためて、自分の能力に自信を持つことができましたし、立ち上がって何かをしようという意欲が湧いたのです。そして、自分が成し遂げたことに誇りを持つことができました」

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