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McLaren Artura
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Yuto Horigome
MCT内でアルトゥーラとトリックを披露

堀米雄斗はスケートボーダーの父親の影響でスケートボードをスタートした。14歳から世界各地のトップコンテストにエントリーを果たすと、拠点をカリフォルニア州ロサンゼルスに移し、2018年と2019年のSLSコンテストで連覇し、XGamesミニアポリス2019年、2021年イタリアで開催されたストリート世界選手権、そしてXGames日本2022年で金メダルを獲得し世界トップレベルの選手として君臨している。
また、2021年に開催された東京オリンピックにおいて、ストリートスケートボードの初代金メダリストに輝き、2024年のパリオリンピックでは大逆転で連覇を達成している。
今回、英国・サリー州ウォーキングにあるマクラーレン・テクノロジー・センター(MTC)を初訪問した堀米雄斗は、MTC内をスケートボードとともにめぐり、伝説のレーシングカーやマクラーレンの製造ラインを見学した。
さらに、マクラーレンの世界観を堪能するため、最新ハイブリッドスーパースポーツ「アルトゥーラ」をスケートボードで飛び越えるという特別な体験も用意され、世界中を魅了したトリックで軽々と飛び越えている。
アルトゥーラでMCT敷地内をドライブ

その後は、eスポーツのプロチーム「マクラーレン・シャドウ(McLaren Shadow)」と、F1シミュレーションゲーム対決に参加。さらに、実際のアルトゥーラにマクラーレン・シャドウのメンバーとともに乗りこみ、敷地面積約150エーカー(約60万㎡)を誇るMTCでテストドライブを堪能した。MCTにおいて、様々な体験を楽しんだ堀米雄斗は、次のように感想を語っている。
「今回、マクラーレン・テクノロジー・センター(MTC)を訪れ、本当に圧倒されました。建物やデザインの細部に至るまで、すべてが美しく特別な空間でした。特にF1マシンや過去の名車が並ぶギャラリーは圧巻で、マクラーレンの歴史や革新への情熱を肌で感じることができました」
「一瞬の判断が結果を左右する点や、道具のクオリティとライダー(ドライバー)のパフォーマンスが密接に関わっていることなど、技術と精密さが求められるスケートボードとF1には、意外にも共通点があると感じました。そして、MTCは単なる工場や研究施設ではなく、夢を形にする場所であると実感しました。この貴重な体験に心から感謝しています」
「アルトゥーラを飛び越えるときはさすがに緊張しましたが、イメージ通りのトリックを決められたと思います。こんな貴重なシーンは滅多にないと思うので、ぜひ皆さんに見てほしいです」
「マクラーレン・シャドウとのeSports体験では、リアルの競技と同じくらい緊張感があり、戦略や集中力が本当に重要だと感じました。マクラーレンのシミュレーターは本格的で、実際にレースをしているような感覚でスリルがあり、とても刺激的でした。グラフィックや操作感が本当にリアルで驚きました。自分がレーサーになるにはもう少し時間が必要ですが(笑)、とても楽しかったです」
「あらためてマクラーレンは本当に最高でした! MTCを訪れ、マクラーレンに触れることで、新たなインスピレーションを得たように感じます。今回の体験を通じて、これからのスケーティングをもっと進化させていきたいです」