【WEC】ル・マン暫定エントリーリストに5台の「フェラーリ 296 LMGT3」

2025年のル・マン24時間レースは群雄割拠のWEC LMGT3クラスにも注目「フェラーリ 296 LMGT3が5台参戦」

2025年のル・マン24時間レースの暫定エントリーリストが発表され、5台の「フェラーリ 296 LMGT3」の参戦が明らかになった。
2025年のル・マン24時間レースの暫定エントリーリストが発表され、5台の「フェラーリ 296 LMGT3」の参戦が明らかになった。
ル・マン24時間レースを主催するフランス西部自動車クラブ(ACO:Automobile Club de l’Quest)は、2025年シーズンの暫定エントリーリストを発表。LMGT3クラスには、WECにレギュラー参戦する2台に加えて、3台の「フェラーリ 296 LMGT3」が登場する。

Ferrari 296 LMGT3

さらに2台が追加される可能性も

参戦が決定している5台の296 LMGT3に加えて、リザーブリストには二つのフェラーリ系チームが含まれており、最大7台の296 LMGT3が登場する可能性もある。
参戦が決定している5台の296 LMGT3に加えて、リザーブリストにはふたつのフェラーリ系チームが含まれており、最大7台の296 LMGT3が出走する可能性もある。

世界耐久選手権(WEC)第4戦として6月14~15日にサルト・サーキットで開催されるル・マン24時間レース。今年で93回の開催を数える耐久レースの世界最高峰に、フェラーリは5台の「296 LMGT3」を送り込む。

WECにレギュラー参戦するビスタ・AFコルセは、21号車をフランソワ・エリオ、サイモン・マン、アレッシオ・ロベーラ、54号車をトーマス・フロール、フランチェスコ・カステラッチ、ダビデ・リゴンが296 LMGT3のステアリングを握る。

スイスのケッセル・レーシングの57号車は木村武史とダニエル・セラを、リシャール・ミルAFコルセの150号車はクストディオ・トレド、リル・ワドゥ、リカルド・アゴスチーニをエントリーさせる。ジッゴ・スポルト・テンペスタの193号車はジョナサン・ホイ、クリストファー・フロガット、エディ・チーバー3世がドライブする。

今年のル・マン24時間レースには上記の5台に加えて、さらに2台の296 LMGT3が登場する可能性もありそうだ。リザーブリストには、JMWモータースポーツ66号車、GRレーシングの86号車が含まれており、現在発表されている62台からエントリー取りやめなどがあった場合、彼らがエントリーリストへと昇格する。

フェラーリ 499P 50号車が、WEC開幕戦カタール1812kmでトップフィニッシュ。フェラーリは、83号車が2位、51号車が3位に入り、53年ぶりに耐久レースで表彰台を独占した。

「フェラーリ53年ぶりのポディウム独占」WEC開幕戦カタールで「499P」が完全勝利【動画】

2025年シーズンの世界耐久選手権(WEC)開幕戦「カタール1812km」決勝レースが2月28日に行われ、フェラーリ・AFコルセの「フェラーリ 499P」50号車(アントニオ・フォコ、ミゲル・モリーナ、ニクラス・ニールセン)がトップでフィニッシュ。2位にAFコルセの83号車、3位にフェラーリ・AFコルセ 51号車が入り、フェラーリが表彰台独占を果たした。

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ゲンロクWeb編集部

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