【スクープ!】次期型「レンジローバー ヴェラール」のプロトタイプを発見

次期「レンジローバー ヴェラール」は3列7人乗りEV?「ポルシェ マカン エレクトリック」と同価格帯のライバルか?【スクープ!】

「レンジローバー ヴェラール」後継モデルは3列7人乗りEVとして登場するかもしれない。
「レンジローバー ヴェラール」後継モデルは3列7人乗りEVとして登場するかもしれない。
ランドローバーがSUVらしからぬスタイリッシュなフォルムの「レンジローバー ヴェラール」後継モデルの開発に取り組んでいる。その後継となるニューモデルの量産型プロトタイプをスクープした。

RANGE ROVER Velar

マカンのライバルに

「ヴェラール」後継モデルはマカン EVをターゲットにフル電動SUVとして登場するとみられている。
「ヴェラール」後継モデルは、マカン EVをターゲットにフル電動SUVとして登場するとみられている。

初代である現行型の「レンジローバー ヴェラール」は、「イヴォーク」と「レンジローバー スポーツ」の間を埋めるミッドサイズSUVとして2017年に登場した。後継モデルは完全電動SUVとして登場する予定だ。「ポルシェ マカン EV」をターゲットに、耐久性、性能、実用性を向上させ、洗練されたモデルとして生まれ変わると言われている。

スポーティなプロポーション

非常にスポーティな印象を受けるエクステリアデザイン。
非常にスポーティな印象を受けるエクステリアデザイン。

フィンランド北部の山中で捉えたプロトタイプは、現行ヴェラールと同様に低いルーフラインと傾斜のついたサイドウィンドウを備えた非常にスポーティなポロポーションが確認できる。リヤウィンドウが極端に薄いように見えるのも個性的だ。姉妹ブランドであるジャガーの新型セダン(EV)にはリヤウィンドウがないことがわかっているが、ヴェラールの量産型にはリヤウィンドウが装着されるだろう。

3列シート採用か?

3列シートの採用も考えられそうなボディサイズ。
3列シートの採用も考えられそうなボディサイズ。

注目はサイドビューだ。現行ヴェラールの座席は2列だが、プロトタイプの後輪と後部ドアの位置から判断すると、新型には3列目のシートを設置する余地があるように見える。または、トランクのスペースが大幅に拡大されるのかもしれない。

リヤでは、ナンバープレートの位置がリヤハッチからバンパーに移動している。これは近年導入されているレンジローバーおよびレンジローバー スポーツと同様の処理だ。ボンネットの形状、大型のアルミホイール、フラッシュ ドアハンドルといったそのほかの部分は現行車とよく似ている。

マカンのライバルとして2026年に登場?

登場は2026年と予想する。
ヴェラール後継モデルの登場は2026年と予想する。

ヴェラールはランドローバーの新しい「EMA」電気自動車アーキテクチャーを採用する初のモデルとなる。大型の「レンジローバー エレクトリック」は「MLA」プラットフォームの電動バージョンを使用する。)ワールドプレミアは2026年と予想され、市場では「ポルシェ マカンEV」最大のライバルとなりそうだ。

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石川 徹 近影

石川 徹

PRエージェンシーやエンジニアリング会社、自動車メーカー広報部を経てフリーランスに。”文系目線”でモビ…