2026年型「シボレー コルベット」に大型化された新型ディスプレイを導入

2026年型「シボレー コルベット」がインテリアを大幅アップデート「3画面式ディスプレイを導入」【動画】

2026年型「シボレー コルベット」のインテリア。
ゼネラルモーターズのシボレー・ディビジョンは、最新ディスプレイを導入した、2026年型シボレー コルベットのコクピットを公開した。
ゼネラルモーターズのシボレー・ディビジョンは、2026年型「シボレー コルベット」からインテリアを刷新したと発表した。スティングレー、E-レイ、Z06、ZR1の各モデルのコクピットは、大型化された3画面式ディスプレイを搭載。新しいインテリアカラー、トリム、マテリアルも導入される。

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コクピットのレイアウトを全面刷新

2026年型「シボレー コルベット」のインテリア。
2026年モデルのコルベットは、3画面式ディスプレイに加えて、コクピットのレイアウトを全面的に刷新した。

ドライバーとパッセンジャーに快適で先進的な室内空間を提供するべく、2026年モデルの「シボレー コルベット」のコクピットに、3画面式スクリーンレイアウトの新開発のコンソールデザインが採用された。14インチドライバーインフォメーションセンターディスプレイを中心に、12.7インチセンターコンソールディスプレイ、さらにステアリングホイール左側には6.6インチタッチスクリーン補助ディスプレイが配置される。

新型コクピットは、ハードウェアとソフトウェアがシームレスに統合。完全新規開発された6.6インチタッチスクリーン補助ディスプレイは、走行距離やパフォーマンストラクションマネージメントなど計器類専用スクリーンとして機能する。ドライバーは、ドライビングに関する様々な重要情報をメーターの左サイドに表示させることが可能になった。

ディスプレイに表示されるグラフィックデザインもスピードメーターやタコメーターを含めて、新しいアニメーションとすっきりとしたグラフィックを導入。ドライバーは好みの画面レイアウトを選択し、対応するドライブモードに合わせて表示テーマを変更することができるという。

4種類の新たなインテリアカラーを導入

2026年型「シボレー コルベット」のインテリア。
2026年モデルから、4種類の新たなインテリアカラーを導入。写真は、「スカイ・クール/ミディアム・アッシュ・グレー+ハバネロ・アクセント」。

2026年型コルベットは、全モデルで4種類の新たなインテリアカラーが導入された。「スカイ・クール/ミディアム・アッシュ・グレー+ハバネロ・アクセント」 「サントリーニ・ブルー」「チョコレート・ブラウン/ジェット・ブラック+ナチュラルタン・アクセント」「ウルトラ・スエード」は、すべてのモデルでチョイスすることができる。

センターコンソールのレイアウトは、ドライバーの手元にすべての重要なコントロールが配置されるように再構成された。ドライブモードセレクターのデザインが変更され、ギヤセレクターと同じ位置に移動。その代わりに、新しいワイヤレス携帯電話充電パッドがインフォテインメントシステムの下部に組み込まれ、携帯電話を所定の位置に固定するカバーも導入された。センターコンソールのボリュームノブは大型化され、視認性を高めるために照明付きの台座を備える。

「HVAC」コントロールはセンターディスプレイ下部に配置され、ドライバーズシートとパッセンジャーシートの空間がより開放的になった。また、パッセンジャーシート用グラブハンドルの下部には、USB-Cポートを追加。ドライバーインフォメーション・センターディスプレイには、新形状のカーボンファイバー製ディスプレイフードが配置される。こちらのフードは「ZR1」に標準装備され、「E-Ray」と「Z06」ではオプションで装着することができる。

カップホルダーはデザインが変更され、アンビエント照明付きの固定インサートを追加。カップホルダーの底部にはコルベットのシグネチャーであるクロスフラッグがあしらわれた。

2024年モデルから導入された「E-Ray パフォーマンス・アプリ」は、バッテリーからモーターへのパワーとトルクの流れをライブでドライバーへと伝達し、さらに時間の経過とともにパワーフローデータをインタラクティブに表示する。2026年モデルからは、すべてのコルベットで「パフォーマンス・アプリ」が使用できるようになった。

2026年型「シボレー コルベット」のインテリアを動画でチェック!

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ゲンロクWeb編集部 近影

ゲンロクWeb編集部

スーパーカー&ラグジュアリーマガジン『GENROQ』のウェブ版ということで、本誌の流れを汲みつつも、若干…