日本限定のキャデラック エスカレード「LAUNCH EDITION」を導入開始

改良新型キャデラック エスカレードを発表「新世代デザインのフロントフェイスが新しい!」

ラグジュアリーSUV「キャデラック エスカレード」改良新型の販売がスタート。限定モデル「キャデラック エスカレード スポーツ LAUNCH EDITION」も同時発売される。
ラグジュアリーSUV「キャデラック エスカレード」改良新型の販売がスタート。限定モデル「キャデラック エスカレード スポーツ LAUNCH EDITION」も同時発売される。
ゼネラルモーターズ・ジャパンは、エクステリアとインテリアを刷新した「キャデラック エスカレード」改良新型を発表。全国のキャデラック正規ディーラーネットワークにおいて、2025年5月15日から販売を開始した。また、新型エスカレードの発売を記念した、専用カラーの特別限定車「キャデラック エスカレード スポーツ LAUNCH EDITION」も同時発売する。

Cadillac Escalade

5年ぶりにフェイスリフトを実施

2020年にデビューした現行キャデラック エスカレードが、様々な最新装備の導入も含めて、大幅なフェイスリフトを実施した。
2020年にデビューした現行キャデラック エスカレードが、様々な最新装備の導入も含めて、大幅なフェイスリフトを実施した。

「キャデラック エスカレード」は、1999年に登場した初代モデルから、2020年販売開始の現行第5世代に至るまで、米国を代表するラグジュアリーフルサイズSUVとして100万台以上を販売。今回、日本での販売を開始した改良新型は、ブランド初のEV「リリック」から導入されたキャデラック最新のデザイン言語が採用された。

エクステリアは、フロントフェイスを刷新し、オプションで24インチ大径ホイールを装備。インテリアはフロントディスプレイを助手席側にも搭載し、センターコンソールやステアリングホイールもリニューアルしている。

新採用された「パワー オープン/クローズ ドア」はセンサーとモーターを内蔵。強風時や傾斜地での開閉を制御し、障害物にも自動で感知、ドア操作をサポートする。電動アシストステップやソフトクローズ機能も標準装備し、ドライバーやパッセンジャーのスムーズな乗降をエスコートする。

リヤカメラミラーは、通常のルームミラーとして使用するだけでなく、デジタルミラーに切り替えることで広角な後方映像を表示。角度調整やズーム機能を駆使して視界や視認性を高め、より安全なドライビング環境を実現した。

搭載される6.2リッターV型8気筒ガソリンエンジンは、最高出力416PS、最大トルク624Nmを発揮。クルージングなど、低負荷価時には8気筒のうち、4気筒または6気筒を休止させる「ダイナミックフューエルマネジメント」が採用された。さらに最新の10速ATにより、あらゆる走行シーンにおいて、快適なドライブを楽しむことができる。

最新キャデラックのデザインランゲージ

2020年にデビューした現行キャデラック エスカレードが、様々な最新装備の導入も含めて、大幅なフェイスリフトを実施した。
今回、フロントセクションをはじめ、フル電動クロスオーバー「リリック」から導入された最新キャデラック・デザインにアップデートされた。

よりワイドなプロポーションを強調した最新キャデラック・デザインに刷新。フロントフェイスは、ボディ両端の縦型LEDヘッドランプと、ウィンカーランプがキャデラックらしさを際立たせ、高いアイポイントと新設計のフロントグリルが圧倒的な存在感を生み出す。また、日本に導入されるグレード「プラチナム」と「スポーツ」では、異なるコンセプトのデザインを纏い、それぞれ精悍さとエレガンスが表現された。

リヤセクションには、アイコニックなバーティカルタイプのコンビネーションライトを搭載。さらに、新デザインのアロイホイールには、従来の22インチに加えて、24インチというダイナミックな大径ホイールが新たにオプションとして用意された。

湾曲型55インチ・HDカーブドディスプレイを採用

コクピットには、ドライバー側からパッセンジャー側まで広がる、湾曲型55インチ・HDカーブド・フロントディスプレイが導入された。
コクピットには、ドライバー側からパッセンジャー側まで広がる、湾曲型55インチ・HDカーブド・フロントディスプレイが導入された。

インテリアには、湾曲型55インチHDカーブド・フロントディスプレイを導入。8K解像度のドライバー用画面と4K解像度の助手席用画面を、左右シームレスにつなぐ。ドライバー側には車載用として世界初の車両全周を映し出すサラウンドビジョンや、様々な車両情報を高い視認性で鮮明に表示。パッセンジャーシート側の専用画面には、足元のHDMI端子を利用することで、お気に入りのコンテンツや車両情報を閲覧することが可能となっている。

新たなインターフェイスは、センターコンソールに搭載されたタブレット型コマンドセンターを中心に設計。ここを介してエアコンやライト、シート調整などあらゆる機能をコントロールすることができる。キャデラッククレストが美しく光るジョグダイヤルや音量調整用の物理スイッチが、引き続き配置された。また、ステアリングホイールは、往年のキャデラックをオマージュした新デザインへとリニューアルされている。

インテリアには、深みのある天然木や滑らかなセミアニリンレザーなど、本物の素材を惜しみなく使用。丹念な手仕事で仕立てられた上質な空間は、エスカレードでしか味わえないくつろぎとステータスをもたらす。開放感に溢れる「パノラミック・パワーサンルーフ(電動サンシェード付)」や、ヒーター&ベンチレーション機能付き「12ウェイ調整フロントパワーシート」、冷凍機能付き冷蔵庫など、最上級モデルに相応しい装備が奢られる。

日本限定の「LAUNCH EDITION」

改良新型の日本導入を記念し、日本市場限定で特別装備を搭載する「エスカレード スポーツ LAUNCH EDITION」が販売される。
改良新型の日本導入を記念し、日本市場限定で特別装備を搭載する「エスカレード スポーツ LAUNCH EDITION」が販売される。

日本市場限定導入される「LAUNCH EDITION」は、エスカレード スポーツをベースに、「スポーツ」では選べない「アージェントシルバー メタリック」をボディカラーに採用。足元には、24インチ7スポーク・パールニッケル・アロイホイールを標準装備する。また、フロントとリヤには特別なモデルであることをアピールする、モノトーンのキャデラッククレストが輝く。

リヤセクションには、グロスブラックのモデルバッジ&トルクバッジを装着し、アグレッシブなスタイルを強調。また、専用インテリアカラーのシェアグレイ・ジェットブラックアクセントには、ファセットキルティングを施したセミアニリンのフルレザー仕様がチョイスされた。

車両本体価格(税込)

キャデラック エスカレード プラチナム:1890万円
キャデラック エスカレード スポーツ:1950万円
キャデラック エスカレード スポーツ LAUNCH EDITION:1995万円

【問い合わせ】
GMフリーダイヤル 
TEL 0120-711-276

【関連リンク】
・キャデラック ジャパン公式サイト

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ゲンロクWeb編集部

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