「メルセデス・マイバッハ SL 680 モノグラム シリーズ」が欧州で販売開始

贅を尽くした2シーターオープン「メルセデス・マイバッハ SL 680 モノグラム シリーズ」まもなく販売開始【動画】

「メルセデス・マイバッハ SL 680 モノグラム シリーズ」の走行シーン。
「メルセデス・マイバッハ SL 680 モノグラム シリーズ」の走行シーン。
メルセデス・ベンツは、オープンエアスポーツ「SL」をベースに開発された「メルセデス・マイバッハ SL 680 モノグラム シリーズ」の販売を欧州でスタートした。メルセデス・マイバッハ4番目のモデルとして2024年8月にワールドプレミアされており、日本を含めた世界市場にも順次投入される予定だ。

Mercedes‑Maybach SL 680 Monogram Series

SLをベースに贅沢な専用内外装を採用

「メルセデス・マイバッハ SL 680 モノグラム シリーズ」のエクステリア。
「メルセデス・マイバッハ SL 680 モノグラム シリーズ」は、メルセデス・マイバッハ、4番目のモデルとして「SL」をベースに専用の内外装が与えられた。

メルセデス・マイバッハは、ラグジュアリー2シーターオープン「メルセデス・マイバッハ SL 680 モノグラム シリーズ」をラインナップに追加。SLのアイコニックなスタイルをマイバッハ流に解釈した2シータースポーツとして開発され、マイバッハ・ブランド史上、最もスポーティなモデルとなる。

熟練したクラフトマンシップ、上質なマテリアル、精緻なディテールなど、メルセデス・マイバッハを特徴づけるすべての要素が、ダイナミックなドライビングエクスペリエンスに融合。エクステリアとインテリアには、マイバッハ・パターンが採り入れられ、専用コーディネートされたカラーとマテリアルも導入された。

パワートレインは、最高出力585PS、最大トルク800Nmを発揮する4.0リッターV型8気筒ツインターボエンジンに、9Gトロニック・オートマチック・トランスミッション(9速AT)、最新の「4MATIC+」全輪駆動システムの組み合わせ。メルセデス・ベンツ・グループAGのメルセデス・マイバッハ担当責任者を務めるダニエル・レスコーは、メルセデス・マイバッハ SL 680 モノグラム シリーズについて次のようにコメントした。

「私たちはお客様を驚かせ、刺激し、興奮させたいと常に考えています。メルセデス・マイバッハ SL 680 モノグラム シリーズは、マイバッハ史上最もスポーティで贅沢なモデルです。究極のオープンエアモータリングが楽しめる、真のマイバッハだと言えるでしょう」

マイバッハ・ロゴを組み込んだボンネット

「メルセデス・マイバッハ SL 680 モノグラム シリーズ」のエクステリア。
オプションとして、グラファイトグレーの「マイバッハ・パターン」が組み込まれた、オブシディアンブラックのボンネットもオプションで用意される。

メルセデス・マイバッハ SL 680 モノグラム シリーズは、ユニークな2種類の2トーンカラーをラインナップ。「レッド・アンビエンス(Red Ambience)」は、マニュファクチャー・ガーネット・レッドメタリックとオブシディアン・ブラックメタリックのコンビネーション。一方、「ホワイト・アンビエンス(White Ambience)」は、マニュファクチャー・オパライト・ホワイトマグノに、オブシディアン・ブラックメタリックが組み合わせられた。

鮮やかなレッドとエレガントなホワイトは、どちらも官能的な美しさをたたえながら、同時に軽やかさを表現。豊かな色彩と深みのある効果が特徴の着色クリアコートは、メルセデス・マイバッハのために専用開発された。また、カスタマーの要望に応じて、50色以上のエクステリアカラーから選択することも可能となっている。

ヘッドライトには、ローズゴールドのアクセントを追加。クローム仕上げのラジエーターグリルの輪郭には、専用イルミネーションが施され、「MAYBACH」レタリングが精緻に組み込まれた。ボンネットにはメルセデスのスリーポインテッドスターと、その中心に沿ってフロントからリヤまで走る美しいクローム仕上げのフィンもあしらわれている。

オプションとして、グラファイトグレーの「マイバッハ・パターン」を組み込まれたオブシディアンブラックのボンネットも用意。このボンネットは非常に複雑な工程を経ており、一部はハンドメイドで製作される。専用のフロントスカートは、横長のエアインテークがワイド感を強調。ウィンドスクリーンのフレームは輝くクローム仕上げとなり、シルクラッディングにもクロームのインサートが施される。

専用パターン入りファブリックルーフ

「メルセデス・マイバッハ SL 680 モノグラム シリーズ」の走行シーン。
マイバッハ・パターンがアンスラサイトで入れられたファブリック製のアコースティック・コンフォート・ソフトトップが装備される。

アコースティック・コンフォート・ソフトトップは、ライトブラックのファブリック製。高い遮音性が確保され、ファブリックにはマイバッハ・パターンがアンスラサイトでさりげなくあしらわれた。リヤにはマイバッハ・シグネットをあしらったテールライト、クロームトリム付きの専用リヤスカートとディフューザー、水平バーを備えたテールパイプトリムが奢られる。

シート後方には、エアロダイナミクスレベルを大幅に向上させる「ダブルスクープ」を配置し、特別なモデルであることをアピール。このダブルスクープは、ボンネットに配置されたクロームフィンとともに、ソフトトップを下ろしたときに、エレガントでスポーティなサイドセクションが表現された。

フローラルデザインのシートをチョイス

「メルセデス・マイバッハ SL 680 モノグラム シリーズ」のインテリア。
サステナブルな工法で製造されたナッパレザーのシート表面には、今回から導入されたフローラルデザインのステッチが入れられる。

インテリアには、サステナブルな工法で鞣されたクリスタルホワイトのマニュファクチャー・エクスクルーシブ・ナッパレザーと、シルバークロームのトリムパーツをチョイス。ドアパネル、センターコンソール、マイバッハ専用のコンフォートシートにもナッパレザーが導入された。シート表皮にはフローラルデザインのステッチも施されている。

シート後方のスペースもホワイトのナッパレザー仕上げ。亜鉛メッキ仕上げのシートバックレストとシルバーのクロームトリムが、ホワイトのレザーに明るいコントラストを加える。

フルデジタルのメーターディスプレイと電動調整式センターディスプレイには、マイバッハ専用のスタートアップアニメーションとディスプレイスタイルを採用。ステアリングホイール、ステンレス製ペダル、ステンレス製ドアシルトリムも、マイバッハ専用デザインが奢られる。

ウェアやバッグのコレクションも展開

「メルセデス・マイバッハ SL 680 モノグラム シリーズ」をイメージした、「MAYBACH Icons of Luxury」の最新コレクション。
メルセデス・マイバッハ SL 680 モノグラム シリーズの販売に合わせて、デザインやカラーからインスピレーションを得たウェアやバッグのコレクションも販売される。

メルセデス・マイバッハ SL 680 モノグラム シリーズの販売に合わせて、「MAYBACH Icons of Luxury」はブティックとオンラインストアにおいて、最新コレクションを展開。ウェアやバッグのデザインは、オープントップ2シーターの素材とカラーからインスピレーションを得て開発された。

コレクションには、レザージャケット、スニーカー、スカーフ、ショッパーバッグ、ドッグキャリーなどが揃えられている。

「メルセデス・マイバッハ SL 680 モノグラム シリーズ」を動画でチェック!

グラファイトグレーのマイバッハ・パターンを組み込んだオブシディアンブラックのボンネットが装備される「メルセデス マイバッハ SL 680 モノグラム シリーズ」。

メルセデス・マイバッハ初のオープンエアスポーツ「SL 680 モノグラム シリーズ」が日本上陸

メルセデス・ベンツは、東京・六本木でオープンエアスポーツ「SL」をベースに開発された「メルセデス・マイバッハ SL 680 モノグラム シリーズ」のアジアプレミアを行った。メルセデス・マイバッハブランド史上、最もスポーティなモデルである。

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ゲンロクWeb編集部

スーパーカー&ラグジュアリーカーマガジン月刊『GENROQ』のウェブ版ということで、本誌の流れを汲みつつ…