ジープ・パフォーマンスパーツがラングラー用ルールトップテントを発表

ジープ ラングラーの「オーニング&ルーフトップテント コンセプト登場」ルーフに快適なスペースが出現

ジープ ラングラー 4xe サンンチェイサーに搭載された「オーニング&ルーフトップテント(ARTT)」コンセプト。
5月16日から18日にかけてオーバーランド・エキスポ・ウェストにおいて、ジープ・パフォーマンスパーツが「オーニング&ルーフトップテント」コンセプトを発表した。
ジープ・パフォーマンスパーツは、ジープ ラングラーに装着可能な一体型テント「オーニング&ルーフトップテント(ARTT)」コンセプトを発表した。ARTTは、5月16〜18日に開催された「オーバーランド・エキスポ・ウェスト(Overland Expo West)」において初公開されている。

Jeep Awning and Rooftop Tent

軽量かつ高い空力性能を確保

ジープ ラングラー 4xe サンンチェイサーに搭載された「オーニング&ルーフトップテント(ARTT)」コンセプト。
ジープ ラングラー 4xe サンンチェイサーに搭載された「オーニング&ルーフトップテント(ARTT)」コンセプトは、ドメティック社と共同開発。軽量化と高いエアロダイナミクスを実現した。

ステランティス・グループのモパーが展開する「ジープ・パフォーマンスパーツ(JPP)」は、アリゾナ州フラッグスタッフで開催されたオーバーランド・エキスポ・ウェストにおいて、オートキャンパーに向けた「オーニング&ルーフトップテント(ARTT)」コンセプトを公開した。

4ドアの「ジープ ラングラー アンリミテッド」専用に設計されたARTTコンセプトは、モバイルリビング業界のグローバルマーケットリーダーの「ドメティック(Dometic)」社と共同開発。プレミアムで軽量、薄型の一体型オーニング(日除け)&ルーフトップテント・システムとして完成した。

現在、キャンパー業界では、自動車用ルーフトップテントの人気が高まり続けている。ただ、空力性能を低下させ、ルーフ上に重量物を載せるため、オートキャンパー愛好家にとっては大きな課題となってきた。ARTTコンセプトは、エアロダイナミクスを考慮したカーボンファイバー製シェルで構成。空力特性と軽量性に優れており、ジープ ラングラーのルーフに効率的かつ安全に直接取り付けることで、重いルーフラックシステムが不要となっている。

クィーンサイズ相当のスペースを実現

ジープ ラングラー 4xe サンンチェイサーに搭載された「オーニング&ルーフトップテント(ARTT)」コンセプト。
簡単に展開することができるARTTだが、テント内にはクイーンサイズのマットレスを置くスペースが確保されている。

軽量かつエアロダイナミクスに基づいたカーボンファイバー製シェルは、ドメティック社の「AIRフレームインフレーションテクノロジー」を採用。簡単に設営できるテントと、270度可動する一体型オーニングが含まれる。テント内にはクイーンサイズのマットレスを置くスペースが確保された。

従来のルーフトップテントシステムとの大きな違いは、取り外したフリーダム・パネルを通してジープ・ラングラーの中からARTTの内部にアクセスできること。さらに、センターコンソールを保護するカーボンファイバー製のステップも装備されている。ジープ担当上級副社長を務めるマイク・コバルは、ARTTについて次のようにコメントした。

「軽量でコンパクトなジープ・パフォーマンスパーツのARTTコンセプトは、 長距離を走破する場合でも、週末に思いつきで出かける場合でも、冒険を求めるジープ ラングラーオーナーにとって完璧なアクセサリーとなるでしょう」

LEXUS GX550 × Jeep Wrangler Unlimited Rubicon 4xe

最新レクサスSUV「レクサス GX550」とPHEV搭載「ジープ ラングラー アンリミテッド ルビコン 4xe」をスペック比較

「レクサス GX550」は、本格的な悪路走破性能を備えた高級クロスカントリーとして日本への本格導入がスタートした。対する「ジープ ラングラー アンリミテッド ルビコン 4xe」は、初代ジープ CJ由来の走破性能に、最新のプラグインハイブリッドパワートレインを組み合わせた。同じラダーフレームシャシーを持つ両車のスペックを比較し、どこに違いがあるのかチェックしてみよう。

キーワードで検索する

著者プロフィール

ゲンロクWeb編集部 近影

ゲンロクWeb編集部

スーパーカー&ラグジュアリーカーマガジン月刊『GENROQ』のウェブ版ということで、本誌の流れを汲みつつ…