【WEC】ル・マンの公式テストデイ&車検に3台のフェラーリ 499Pが登場

今週末のル・マン24時間で3連覇を狙うフェラーリ「499P」が公式プラクティス1回目でトップタイム【動画】

6月14日から15日にかけて決勝が開催されるル・マン24時間レースに向けた公式プラクティスが実施され、3台のフェラーリが登場した。
6月14日から15日にかけて決勝が開催されるル・マン24時間レースに向けた公式プラクティスが実施され、3台のフェラーリが登場した。
6月14日から15日にかけて決勝が開催される、2025年シーズン世界耐久選手権(WEC)第4戦「ル・マン24時間レース」。6月7日の車検に続き、6月8日には公式テストデイが実施され、3連覇を狙うフェラーリ・AFコルセのフェラーリ 499Pをはじめ、全クラス合わせて62台の車両がサルト・サーキットを走行した。

Ferrari 499P

ル・マン市内で恒例の公式車検を実施

ル・マン市街地に位置するリパブリック広場の特設会場に公式車検とパレードランが実施され、3台のフェラーリ 499Pが勢揃いした。
ル・マン市街地に位置するリパブリック広場の特設会場に公式車検とパレードランが実施され、3台のフェラーリ 499Pが勢揃いした。

フェラーリは、2025年シーズンのWEC開幕戦カタールから破竹の3連勝を達成。第4戦ル・マン24時間レースには、トップカテゴリーのハイパーカークラスに、フェラーリAFコルセ 50号車(アントニオ・フォコ、ミゲル・モリーナ、ニクラス・ニールセン)と51号車(アレッサンドロ・ピエール・グイディ、ジェームス・カラド、アントニオ・ジョヴィナッツィ)、AFコルセ83号車(ロバート・クビサ、イェ・イーフェイ、フィリップ・ハンソン)という3台の「499P」がエントリーした。

フェラーリは2023年は51号車、2023年は50号車がル・マン24時間レースを制しており、シーズン4連勝に加えて、ル・マン3連覇を狙う。6月8日に行われた公式テストデイのフリープラクティスにおいては、フェラーリAFコルセの2台が合わせて134周、AFコルセ83号車が70周のラップを刻んだ。

予選に向けてスピードを披露した499P

6月14日から15日にかけて決勝が開催されるル・マン24時間レースに向けた公式プラクティスが実施され、3台のフェラーリが登場した。
10日に実施された2回のフリープラクティスでは3台のフェラーリが、予選・決勝にむけた調整を行った。

8日午前に行われたフリープラクティス1回目は、気温19℃、路面温度21℃のドライコンディション。鮮やかなジャッロ・モデナのカラーリングをまとった83号車が3分27秒010を叩き出し、最速タイムをマーク。51号車は4番手タイムとなる3分28秒843、50号車は8番手の3分29秒193を記録している。

午後に行われた2回目のフリープラクティスは赤旗により、何度も中断を余儀なくされた。コンディションはドライ、気温21℃、路面温度は33℃に上昇している。フェラーリ勢最上位となったのはトップのトヨタ GR010 ハイブリッド 8号車からコンマ5秒差の3分26秒777をマークした51号車、そして3番手に83号車が3分27秒357が続いた。50号車は3分27秒516で7番手に入っている。

9日と10日はコース走行はなく、11日に2回のフリープラクティス、同日19時30分から予選を実施。12日の21時5分から予選上位15台によるハイパーポール1が行われ、その中で上位10台が、21時40分からのハイパーポール2に進出。15分間のアタックにより、決勝のトップ10グリッドが決定する。

2025年のル・マン24時間に向けたティザー動画をチェック!

6月14日から15日にかけて開催されるWEC第4戦ル・マン24時間レースにおいて、フェラーリは499Pでに3連覇を狙う。

今シーズンWEC絶好調の「フェラーリ 499P」のターゲットはもちろんル・マン24時間レース3連覇

2025年シーズンの世界耐久選手権(WEC)第4戦ル・マン24時間レースが、今年も6月14日から15日にかけてフランスのサルト・サーキットを舞台に開催される。WEC復活3シーズン目を迎えるフェラーリはル・マン3連覇を狙い、3台のフェラーリ 499Pを送り込む。その前にこれまで挙げた11勝を振り返ってみよう。

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ゲンロクWeb編集部

スーパーカー&ラグジュアリーカーマガジン月刊『GENROQ』のウェブ版ということで、本誌の流れを汲みつつ…