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Ferrari Challenge Japan
レース1での雪辱を晴らした武藤


フェラーリ・チャレンジ・ジャパン2025のラウンド3レース2が超高速サーキットの富士スピードウェイで開催された。第10回フェラーリ・レーシング・デイズの日曜のメインイベントとして行われ、多くのフェラーリファンが見守るなか、激闘を披露した。
薄曇りで心地よい風が吹く中、予定より5分遅れの16時35分に30分+1周のレースがスタートした。トロフェオ・ピレリは、ポールポジションを獲得した武藤壮汰が、予選3位からスタートダッシュを見せた今田信宏の追撃を振り切って優勝し、ポールポジションを獲得しながら後方に沈んだレース1での雪辱を晴らした。
5台が出走したトロフェオ・ピレリAmの優勝は予選3位のCold Maxで、2位にはYamatatsuが入った。
欧州チャンピオンがジャパンシリーズで初優勝


コッパ・シェルはレース1に続いて上位クラスに比敵する速さでポールポジションを獲得したTsutomu Shimoyamaが総合でも3位に入る走りを見せ、ラウンド3でクラス2連勝を達成した。2位には予選4位のMasaru Yonedaが、3位にはレース1で悔しいリタイヤを喫したNorikazu Shibataが入った。
今回最多の16台が参加したコッパ・シェルAmは、フランスから出場しているAlex Foxが日本で初優勝を挙げた。2020年のフェラーリ・チャレンジ・ヨーロッパのコッパ・シェルAmでチャンピオン獲得の実績を持っている実力者だ。488CH EVOは、レース1と同様に、Deskeがスタートから危なげない走りでポールトゥウィンを達成し、クラス優勝を飾った。
ラウンド4は、7月11〜13日にラウンド3と同じく富士スピードウェイで開催される。
PHOTO/フェラーリ・ジャパン