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ASTON MARTIN V12 VANTAGE Final Edition
2022年に復活
自社モデルのハイパフォーマンス仕様に「VANTAGE」の名を与えてきたアストンマーティンは、伝統的にヴァンテージにV8エンジンを搭載してきた。そして2005年に現在のアストンマーティンモデルに共通するエレガントかつスポーティなエクステリアデザインをまとって登場したヴァンテージも、当初はV8モデルのみをラインナップ。
そしてパワートレインにAMG製V8エンジンを搭載したヴァンテージシリーズに、V12が積まれたのは2009年のこと。アストンマーティン曰く「究極のヴァンテージ」と呼んだ「V12 ヴァンテージ」がエンスージアストを魅了したのは記憶に新しいが、フルモデルチェンジ後の現行ヴァンテージシリーズにV12モデルはラインナップしてこなかった。
自動車メーカーにとってカーボンニュートラルが命題となる現在、このままヴァンテージはV8のみで終わるかとも思われたが、アストンマーティンは「V12 ヴァンテージ ファイナル・エディション」を2022年にリリースすることを突如発表。ティーザー動画を公開した。動画内にV12 ヴァンテージ ファイナル・エディションそのものは登場しないが、官能的かつレーシーなV12サウンドが轟く。詳しい情報は今後随時発表されるはずだが、それまでは動画でV12のエキゾーストノートを堪能したい。