BMW iXに第3のモデルバリエーション「iX M60」デビュー

BMW iX M60デビュー! 最高出力619hpのハイパフォーマンス電動SAV 【動画】

フラッグシップ電動SAV、BMW iX M60のエクステリア。
フラッグシップ電動SAV、BMW iX M60のエクステリア。
フラッグシップ電動SAVモデル「BMW iX」に第3のモデルバリエーション「iX M60」がデビューした。航続距離は最大357マイル(約574km)が確保され、最高出力は619hp・最大トルク1100Nmを誇り、M専用サスペンションセットアップを備える。2022年夏から世界中のマーケットでの販売がスタートする予定だ。

BMW iX M60 

電動パワートレインは最高出力619hpを発揮

フラッグシップ電動SAV、BMW iX M60のエクステリア。
フラッグシップ電動SAVのハイパフォーマンス仕様として、iX M60は最高出力は619hp・最大トルク1100Nmというスペックが与えられた。

BMW iXは、高性能フル電動SAVとして開発。デザインからボディ構造、サスペンションセットアップに至るまで、すべてが優れた乗り心地とハンドリング特性を実現するために設計された。アルミニウム製スペースフレームに、ルーフ/サイド/リヤセクションのカーボンファイバー強化プラスチック(CFRP)製カーボンケージを組み合わせ、剛性を高めながら重量を最適化した。

BMW iX M60のデビューは、BMW i4 M50と並びBMW M GmbHの50年に及ぶ歴史の中で、Mブランドが電動パフォーマンスカーに進出する節目となった。電動AWDによる究極のパワーと正確な制御、応答性の高いアクチュエーター式ホイールスリップ制限、さらにM専用にチューニングされたデュアルアクスル・エアサスペンションなどにより、BMW Mならではのドライビング体験が約束されている。

電動パワートレイン「M-スペシフィック・エレクトリック・ドライブ」の最高出力は619hp・最大トルク1100Nm。0-62mph加速はわずか3.8秒と、ハイパフォーマンス仕様に相応しいスペックが与えられた。最高速度は電子リミッターで155mph(約250km/h)に制限されている。

無駄を省いたシックなM専用エクステリア

フラッグシップ電動SAV、BMW iX M60の走行シーン。
エクステリアは華美な装飾ではなく、さりげなくハイパフォーマンス仕様をアピールする専用装備がチョイスされた。

iX M60はエアロダイナミクスが最適化され、Cd値は0.27を達成。この結果、走行性能だけでなく、航続距離にも大きなメリットをもたらすことになった。高電圧バッテリーをアンダーボディの奥深くに配置し、車両の重心を低下。これにより、バランスのとれた重量配分を実現し、優れたコーナリングダイナミクスと常に正確なハンドリング特性を確保している。

エクステリアにはフラッグシップ電動SAVらしい力強いプロポーション、無駄を省いたデザイン、緻密なディテールを採用し、iX M60に際立った存在感を与えている。ブルーにペイントされた“M”ロゴ入りブレーキ・キャリパー、BMWインディビジュアルによるチタニウムブロンズ・エクステリアラインを装備。さらにハイグロス・ブラック/チタニウム・ブロンズ仕上げの“M”ロゴが、フロントやリヤ、サイドパネルに入れられている。

充実の標準装備が与えられたインテリア

フラッグシップ電動SAV、BMW iX M60のインテリア。
室内にはスイートナチュラルレザー・インテリアに加えて、「Bowers&Wilkins」ダイアモンド・サラウンド・サウンドシステムなど、充実の標準装備が与えられている。

iX M60は、iX xDrive 50の標準装備に加えて、22インチ・エアパフォーマンス・アロイホイール、ソフト・クローズドア、レーザーライト、パーキングアシスタント・プロフェッショナル(新型インテリアカメラを含む)が採用された。

コクピットには、スイートナチュラルレザー・インテリア、コンフォートアクセス、ヒートコンフォートパッケージ、「Bowers&Wilkins」ダイアモンド・サラウンド・サウンドシステム、ベンチレーテッド・フロントシート、サンプロテクションガラス、4ゾーンエアコン、フロント電動&マッサージシートなどが標準で装備される。

BMW iX xドライブ50の走行シーン

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