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R35の後を受け継ぎスーパーGTを戦うZ
ブリヂストンが「東京オートサロン2022」(2022年1月14日〜16日開催)で展開したブースと特別コンテンツは、モータースポーツ好きの心をわしづかみにする内容だった。ブースの最も目立つ場所でスポットライトを浴びていたのは、2022年シーズンのスーパーGTシリーズGT500クラスに参戦する「ニッサン Z GT500」。R35 GT-Rからバトンを受け継ぐ期待のマシンが、“出走前”に公の場にその姿を公開したとあり、多くのレースファンから注目を集めた。ちなみに展示されたのはTEAM IMPULのスーパーGT参戦車両であり、レース専用の「POTENZA RACING TIRE」を装着していた。
ブリヂストンブースには、他に「POTENZA RE-71RS」装備のトヨタGR 86、「POTENZA S007A」装備のBMW M4 クーペ コンペティションが展示された。前車は“ストリートラジアル史上最速”を追求して開発されたもので、商品名の「RS」も「Racing」と「Second/Sports」の頭文字に由来するという“走り重視”のモデルだ。後者は現在POTENZAブランドのフラッグシップを担う重要なプロダクトであり、世界中のハイパフォーマンスカーに新車装着用(OEM)タイヤとして採用されてきた「S001」の後継として、日本のみならず北米、アジア各国でグローバル展開されている。また、“スポーツ推し”だけでなく、静粛性と快適性に重きを置いたSUV専用タイヤの「ALENZA LX100」を装着したメルセデス・ベンツ EQA 250も出展。ちなみにブリヂストンでは、上質感や快適性だけでなく、持続可能性という観点からEV/FCV化の加速に対応した革新的なタイヤ基盤技術も積極的に追求している。
星野一義氏や佐藤琢磨氏がトークコンテンツを発信
モータースポーツと密接な関わりをもつブリヂストンだけに、業界のキーパーソンとコラボレーションしたトークコンテンツも多数発信。佐藤琢磨選手がインディカーやモータースポーツの未来を展望し、星野一義氏と鈴木亜久里氏が次世代ドライバーへの期待を語り、佐々木雅弘選手、井口卓人選手、堤 優威選手が86/BRZレースの楽しさを解説するなど、テーマ別に6回の対談が公開された。
本トークコンテンツの内容はブリヂストンの公式YouTubeチャンネルでも視聴することが可能。レジェンドや現役レーサーがモータースポーツ愛たっぷりに語り合う約30分の特別ムービーは秘話やインサイドストーリーたっぷりで、クルマ好きには必見の内容となっている。