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厳しい状況下でも続く社員中心の取り組み
2021年は多くの企業にとって非常に厳しい1年だったが、ベントレーは「持続可能性」「デジタル化」「多様性と包括性」に重点を置くとともに、従業員のウェルビーイング(幸福・健康)、価値、倫理、誠実さへの取り組みも高く評価された。
この賞は、従業員自身の「特別な旅」に対するベントレーの革新的で説得力のあるアプローチと、将来に対するベントレー自身の進歩的な戦略的野心に注目した、事業の包括的な評価に基づいている。11年連続のトップ・エンプロイヤー認定について、人事担当取締役のカレン・ラング博士は、次のようにコメントした。
「100年以上もの間、当社のビジネスの中心は社員でしたので、再びトップ・エンプロイヤー・アワードを受賞できたことを大変誇りに思います。次の100年に向けて、私たちは持続可能なラグジュアリーモビリティのリーダーになるという野心的な目標を掲げています。この旅で私たちを助けてくれる最高の人材を開発し、維持し、惹きつけることが必要不可欠です」
「2022年に向けて、私たちは新型コロナウイルス(COVID-19)禍を起点に、コラボレーションと並外れたスキルの開発に焦点を当て、変化を促進し、チームとして最高の働きをすることを目指します。トップ・エンプロイヤーに選ばれて1年をスタートできたことは、私たちが間違いなく正しい道を歩んでいることを示しています」
「選ばれる雇用者になること」を重視
トップ・エンプロイヤー・インスティチュートが毎年行っている国際的な調査では、優れた労働条件を提供して採用プロセスを継続的に強化し、ビジネスのあらゆるレベルにおいて人材を育成・開発するためにあらゆる努力を行っている世界中の大手企業を表彰している。
ベントレーは「選ばれる雇用者になること」を重視しており、これはビヨンド100戦略の重要な部分を形成してる。持続可能なラグジュアリーモビリティをリードするというこの目標は、2030年までにエンドツーエンドでカーボンニュートラルとなり、バッテリー電気自動車のみを製造するという野心的な目標に裏打ちされたものだ。
未来のベントレーを設計・製造するために、同社は特定分野の再教育などに加え、問題解決にまい進する人、デジタルイノベーター、クリエイティブ思考の持ち主など、幅広い人材の獲得に力を注いできた。ベントレーはまた、あらゆる階層の候補者を惹きつけることにも注力しており、今後、管理職の多様性を高めることを目指している。